TSRデータインサイト

日本経済の「現在」を理解するための手がかりとして、TSRが長年蓄積してきた企業情報、倒産情報および公開情報等に基づき、独自の視点に立った分析をまとめて発表しています。
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直近2年の記事件数:1 - 12件/1001件

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2023-11-29
「カラオケボックス」運営124社の業績が急回復 ダーツ、VRカラオケなどサービス展開で利用客数に差
新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた業界の一つだったカラオケ業界だが、業績が急回復していることがわかった。全国の主な「カラオケボックス運営企業」124社は、2022年度の売上高が前年比38.5%増と大幅に改善、利益も3年ぶりに黒字転換した。
2023-11-29
民事再生のユニゾHD、11月末に担保弁済へ
再生計画案の提出が遅れているユニゾホールディングス(株)(TSR企業コード:293391149、以下ユニゾHD)は11月28日、都内で債権者説明会を開催した。
2023-11-24
事業再生実務家協会が設立20周年、「事業再生ADR」申請は累計290社
一般社団法人事業再生実務家協会(JATP)は11月2日、設立20周年を記念し、シンポジウム「進化する事業再生ADR」を開催した。
2023-11-23
ガイアの民事再生にみる 「パチンコ業界の変化」 ~ ホール淘汰、 遊技台メーカーにも影響波及 ~
パチンコホール大手(株)ガイア(TSR企業コード:320363295、東京都中央区)の民事再生(10月30日申請)が波紋を広げている。パチンコ業界には「購入した遊技台の支払いが滞ると次の購入ができなくなる商慣習がある」との話も伝わる。
2023-11-22
「雇用調整助成金」の不正受給 累計803件(799社) 飲食業、建設業、運輸業を中心に、幅広い業種に広がる
全国の労働局が10月31日までに公表した「雇用調整助成金」(以下、雇調金)等の不正受給の件数が、803件に達することがわかった。公表企業数は、2度公表された4社を含め、 799社(個人企業含む)で、不正受給金額は総額243億4,940万円となった。
2023-11-19
商工組合中央金庫 経営サポート部インタビュー(後編) ~ 民営化後も中小企業に寄り添うことを約束 ~
年商10億円の自動車部品メーカーは、取引先との関係を重視した不採算取引で赤字が続き、債務超過だった。経営改善に向け計画策定支援を実施し、製造部品ごとの採算分析の必要性を経営者に説明。
2023-11-19
商工組合中央金庫 経営サポート部インタビュー(前編) ~ 増収増益ランキングトップ、事業性評価を起点に地道な支援で ~
中小企業とともに歩み続ける商工組合中央金庫(TSR企業コード: 299020045、東京都中央区、以下商工中金)。2023年6月に改正商工中金法が成立し、民営化へ動き出した。
2023-11-18
インボイス登録件数が400万件超え ~ 10月は月間最多の29万件、個人事業主が駆け込みか ~
10月1日からインボイス制度がスタートした。10月単月の登録件数は過去最多の29万1,875件で、累計では406万5,616件に達した。10月の登録件数は法人が前月に比べて減少したものの、個人事業主が月間最多の22万6,346件となり、全体を押し上げた。
2023-11-14
「後継者不在率」が初の60%超え 円滑な廃業実務の見直しも必要
経営者の高齢化と事業承継が問題になるなか、2023年の「後継者不在率」は61.09%で、初めて60%を超えた。前年から1.19ポイント上昇した。政府や自治体、金融機関などの創業支援で若い経営者が増え、事業承継の時期にない企業の割合が上昇したことも一因とみられる。
2023-11-12
日本経営心理士協会 ・ 藤田耕司代表 単独インタビュー  ~ 心や感情の性質を理解すれば、経営が変わる ~
一般社団法人日本経営心理士協会(TSR企業コード: 016276469、以下:協会)の藤田耕司・代表理事は、公認会計士と心理カウンセラーの二つの顔を持つ経営コンサルタントだ。
2023-11-10
飲食業倒産1-10月で727件、年間最多を更新の勢い 物価高、人手不足、ゼロゼロ融資の返済が大きな負担に
飲食業の倒産が高水準をたどっている。2023年は年間で過去最多を更新する可能性も出てきた。2023年(1-10月)の飲食業倒産(負債1,000万円以上)は727件で、前年同期の1.7倍に急増した。
2023-11-09
10月の負債1,000万円未満の倒産は47件 すべてが破産で、6カ月連続で前年同月を上回る
2023年10月の負債1,000万円未満の企業倒産は、47件(前年同月比30.5%増)で、5月から6カ月連続で前年同月を上回った。また、10月では3年ぶりに前年同月を上回り、2009年以降の15年間では、2010年の52件に次いで3番目の多さとなった。
2023-11-09
10月の「物価高」倒産は57件、 前年同月の1.6倍  3月から8カ月連続で50件台と高止まりが続く
2023年10月の「物価高」が起因の倒産は57件(前年同月比67.6%増)で、前年同月の1.6倍増と大幅に増加した。3月から8カ月連続で50件台で推移し、2023年1-10月累計は534件(前年同期比181.0%増、前年同期190件)に達した。
2023-11-09
「ゼロゼロ融資」利用後の倒産 2023年10月は51件 6カ月連続で50件超、累計1,130件に達する
2023年10月の実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)を利用後の倒産は、51件(前年同月比15.0%減)で、初めて前年同月を下回った。ただ、2023年5月以来、6カ月連続で50件超が続き、依然として高水準で推移している。初めて倒産が確認された2020年7月からの累計件数は、1,130件に達した。
2023-11-08
居酒屋売上は前期比5割増の大幅改善 一方で深刻なコスト上昇が利益を圧迫
全国の「酒場,ビヤホール(居酒屋)」を運営する主要320社の2022年度(2022年4月-2023年3月)の売上高合計は5,649億4,800万円(前期比56.5%増)、最終利益合計は23億8,200万円の赤字(前期は107億8,800万円の赤字)だった。
2023-11-07
「人手不足」倒産は1-10月累計で128件 前年の年間件数の2倍に達する
2023年10月の「人手不足」関連倒産は、14件(前年同月比100.0%増)で、1-10月累計は128件(前年同期比141.5%増)となった。これは、2019年同期の132件に次ぐ、2013年以降では2番目の高水準となった。
2023-11-06
テレビ番組制作会社の倒産が高水準 2023年は過去10年間で最多を更新
テレビ番組の制作会社の倒産が、今年9月までに過去10年間で最多を更新した。2023年1-9月のテレビ番組制作会社の倒産は14件に達し、前年同期(6件)の2.3倍のペースで増加している。
ガイアの本社
2023-11-02
民事再生のガイア、直近の負債判明
10月30日に東京地裁に民事再生法の適用を申請した(株)ガイア(TSR企業コード:320363295、東京都中央区)とグループ6社の債権者説明会が11月2日午前9時30分から始まった。
2023-11-01
「新型コロナウイルス」関連破たん状況【10月31日現在】
10月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円以上)が259件判明、全国で累計7,531件(倒産7,328件、弁護士一任・準備中203件)となった。
2023-11-01
【10月速報】 10月の「円安」関連倒産 6件、3カ月ぶりに前年同月を上回る(10月31日現在)
2023年10月の「円安」関連倒産は6件(前年同月4件)で、3カ月ぶりに前年同月を上回った。2022年7月から16カ月連続で「円安」関連倒産が発生し、2023年1-10月の累計は45件に達した。

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10月30日に東京地裁に民事再生法の適用を申請した(株)ガイア(TSR企業コード:320363295、東京都中央区)とグループ6社の債権者説明会が11月2日午前9時30分から始まった。

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2023年度の「賃上げ」実施、過去最大の84.8% 「賃上げ率」5%超、中小企業が37.0%で大企業を上回る

2023年度の賃上げは、企業の84.8%が実施(予定含む)した。これは官製春闘で賃上げ実施率が8割を超えていたコロナ禍前の水準を超え、2016年度以降の8年間では最大となった。コロナ禍で実質賃金が目減りするなか、物価上昇に見舞われて高まった賃上げ機運が賃上げ実施率を押し上げたようだ。

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大人気スマスロが引き金、パチンコホール大淘汰の幕開け

パチンコホールの倒産が続発している。2022年は39件発生し、過去10年間で最多を更新した。2023年も9月までに25件に達した。コロナ禍前の2019年の年間件数(22件)をすでに超えており、業界の先行きを危惧する声が高まっている。

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