• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

新型コロナ破たん、10月は125件発生

 10月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円未満含む)が125件判明し、2020年2月の第1号の発生から累計1万4,825件に達した。2026年は7月にことし最多を記録。その後、8月は一転減少し、以降は150件を下回る状況が続いており、一進一退を繰り返している。
 国内の企業数(358万9,333社、2016年総務省「経済センサス」)を基にした比率では、コロナ破たん率は0.413%で、全国の企業250社に1社が破たんした計算となる。都道府県別で最も比率が高いのは東京都の0.703%、次いで福岡県の0.676%、宮城県の0.608%、群馬県の0.521%、京都府の0.506%と続く。一方、最低は岐阜県の0.165%と、地域によってばらつきもみられる。
 企業倒産は長期化する物価高、人手不足などを背景に前年同期比で微増の状況が続いている。コロナ破たんは2023年~2024年をピークに徐々に減少傾向にはある。ただし、本業の改善が進まないなかで事業環境の悪化とコロナ融資の返済が二重の痛手となって喘いでいる企業は多い。これらの企業の脱落は当面続くとみられ、コロナ破たん一進一退しながら当面、月間100件台で推移するとみられる。



 



 

【都道府県別】~累計300件以上は14都道府県~

 都道府県別では、東京都が2,939件と全体の約2割(構成比19.8%)を占め、突出している。以下、大阪府1,337件、福岡県916件、愛知県649件、北海道646件、兵庫県626件、神奈川県616件、埼玉県462件、千葉県412件、京都府401件、広島県382件、宮城県362件と続く。
 300件以上が14都道府県、200件~300件未満が4県、100件~200件未満も19県に広がっている。一方、10件未満はゼロで、最少は鳥取県の38件。



Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

一般社団法人日本ショートスリーパー育成協会(東京)が解散

一般社団法人日本ショートスリーパー育成協会(TSRコード: 017886082、法人番号: 6011005006736、渋谷区)は10月26日、官報に同協会の解散を公告した。

2

  • TSRデータインサイト

「社長の住む街」 「赤坂」が14年連続で全国トップ 「港区」は住民の6人に1人、 「福岡市中央区」も人気

全国の「社長の住む街」トップは、14年連続で「港区赤坂」の4,709人だった。前年から113人増えた。2位は「新宿区西新宿」の4,038人で、初めて4,000人を突破した。3位は「港区六本木」の3,638人だった。

3

  • TSRデータインサイト

1-9月「医療機関」倒産 過去最多の59件 身近なクリニック、歯科医院で苦境が鮮明

医療機関の倒産が再び勢いを増している。2026年1月-9月に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院などの「医療機関」は59件(前年同期比28.2%増)と、過去最多を更新した。

4

  • TSRデータインサイト

佐川急便の個人情報漏えい、過去最多の5,323万件

佐川急便(株)(TSRコード:641070357、京都市南区)は10月23日、Webサイトの「お荷物問い合わせサービス」への第三者による不正アクセスについて、流出した可能性のある個人情報の件数が最大約5,323万件(重複を含む)に及ぶことを発表した。

5

  • TSRデータインサイト

滋賀銀・池田泉州銀の統合検討 メインバンク取引社数は金融グループ17位に

地銀再編が各地で本格化してきた。TSR「2026年メインバンク」調査で、「滋賀銀行」(滋賀県:メインバンク取引社数1万799社、金融G取引社数順位27位)と、「池田泉州銀行」(大阪市:同9,085社、同37位)を傘下に持つ池田泉州ホールディングスの2行が経営統合を検討していることを発表した。

TOPへ