倒産・注目企業情報

TSR速報

大型倒産(原則負債総額30億円以上)および注目企業の情報を掲載しております。
大賀の本社
2024/07/26
  • 大阪
  • 製造業
  • 紳士・婦人服製造販売
大賀(株)ほか1社
大賀(株)(枚方市)と、関連の宮﨑クロージング(株)(宮崎市)は7月26日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。
  • 民事再生法申請
  • 2社の負債合計39億9636万円
※画像は実際の企業とは関係ありません
2024/07/19
  • 大阪
  • 運輸業、郵便業
  • 事業協同組合
大日本交通事業(協)
大日本交通事業(協)(大阪市北区)は7月9日、大阪地裁より破産開始決定を受けた。
  • 破産開始決定
  • 負債総額約58億円
フェルナンデスの実質本社
2024/07/17
  • 埼玉
  • 卸売業、小売業
  • ギター販売ほか
(株)フェルナンデス
(株)フェルナンデス(戸田市)は7月11日までに事業を停止し、破産手続きを杉田聡士弁護士ほか1名(弁護士法人オリオン池袋東口法律事務所、東京都豊島区南池袋2-15-3)に一任した。
  • 破産申請へ
  • 負債総額約7億円
フェルナンデスの本社
2024/07/13
  • 埼玉
  • 卸売業、小売業
  • エレキギターブランド「FERNANDES」販売ほか
(株)フェルナンデス
(株)フェルナンデス(戸田市)は7月11日までに事業を停止。「現在、複数の債権者に対して、相当額の債務を負担しており、誠に遺憾ながら事業の継続が不可能な状況」として破産手続きを弁護士に一任した。
  • 破産申請へ
  • 負債総額4億3389万円

全国企業倒産状況

景気を測る統計指標の一つである企業倒産数。全国・負債総額1千万円以上の倒産統計を「倒産月報」として月次発行しております。ここでは、その主要な抜粋データをご紹介しております。

倒産データ分析

TSRが保有する倒産データを、地域や年などお好みの条件を設定し分析できます。

こうして倒産した

毎月発生した企業倒産の事例を原因や負債額別に掲載。
2024年(令和6年)6月度 こうして倒産した・・・
(株)個別指導塾スタンダード
  • 福岡
  • 学習塾経営
負債総額
83億2400万円

 (株)個別指導塾スタンダード(TSR企業コード:870629107、法人番号:1290001023755、福岡市博多区綱場町6-15、設立2002(平成14)年1月、資本金1000万円)は6月28日、福岡地裁に民事再生法の適用を申請した。
 申請代理人は舞田靖子弁護士(舞田法律事務所、同市中央区天神1-14-4)。
 負債総額は債権者約4350人に対して83億2400万円。
 個別指導塾スタンダードは、2001年1月に創業した学習塾運営業者で、西日本を中心に「個別指導塾スタンダード」を展開して事業規模を拡大。一時は約500教室を運営し、株式上場を目指している旨を公表した時期もあった。ところが、2017年7月に経営幹部によるパワーハラスメントがマスコミに取り上げられ、内部管理体制の不備が発覚するなど対外信用の低下を招いていた。一方で、2019年4月期にはピークとなる売上高82億1816万円を計上したが、コロナ禍や少子化に伴う競合激化によって、2023年4月期の売上高は30億3540万円にまで急減。同期は5億3063万円の赤字を計上し、債務超過額が拡大していた。
 こうしたなか、採算割れの教室の閉鎖などにより固定費の削減を進め、再建を模索していたが、借入金の返済や金利負担が重く、自力での再建を断念し、今回の措置となった。

(株)暁建設
  • 埼玉
  • 総合建設業
負債総額
51億8179万円

 (株)暁建設(TSR企業コード:314548025、法人番号:2030001104489、戸田市新曽423、登記上:東京都葛飾区宝町1-2-6、設立2014(平成26)年8月、資本金3000万円)は6月12日、東京地裁より破産開始決定を受けた。
 破産管財人には富永浩明弁護士(富永浩明法律事務所、東京都中央区銀座7-12-14)が選任された。
 負債総額は債権者360名に対して51億8179万円。
 コンクリート基礎工事業者として設立。その後、マンション建設を基幹事業とした。投資用マンションの建設を得意とし、個人投資家向けの取引拡大で2019年7月期に約6億5100万円だった売上高は、2023年7月期には約53億1700万円と急拡大していた。一方、材料費や外注費などの原価上昇もあり、同期の利益は1025万円にとどまっていた。
 こうしたなか、2023年夏頃より支払遅れが目立つようになり信用が低下。さらに2024年1月、注文者(施主)に対して、資材高騰などを理由に、請負代金の増額に応じた案件から優先的に施工することを通知していた。しかし、一部債権の回収が困難になるなど資金繰りは改善できず同年3月29日、事業を停止した。

三基システムエンジニアリング(株)
  • 東京
  • パチンコ関連システム開発
負債総額
43億1423万円

 三基システムエンジニアリング(株)(TSR企業コード:291717888、法人番号:8011101033921、新宿区新宿1-36-7、設立1977(昭和52)年4月、資本金3億7240万円)は6月12日、東京地裁より破産開始決定を受けた。
 破産管財人には田治之佳弁護士(数寄屋橋法律事務所、中央区銀座6-2-1)が選任された。
 負債総額は43億1423万円。
 設立当初は、原子力発電所向け制御ソフトウェアの開発販売を手掛け、2001年3月期には売上高15億9546万円をあげていた。その後、同事業の縮小とともに遊技機の監視システムやセンサーなどパチンコ向け関連システムの開発にシフトしていた。
 しかし、開発が想定通りに進まず、製品の導入遅れから売上が急激に落ち込み、2004年3月期以降、売上計上がほとんどない状態が長期間続いていた。また、多額の債務を抱え、毎期赤字を計上して累積損失が拡大するなか、今回の措置となった。

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TSRの提携先である世界最大級の企業情報プロバイダー、米国のDun&Bradstreetが世界主要国における倒産件数を集計し、エコノミストが解説したレポートです。

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