• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

ANAHD、4~6月期営業赤字646億円 コスト削減進み赤字幅は約1000億円改善

 ANAホールディングス(株)(TSR企業コード:290096677、東京都港区、東証1部)は7月30日、2021年4~6月期(第1四半期)の連結営業赤字が646億1200万円だったと発表した。1度目の緊急事態宣言の影響を受けた前年同期は1590億6500万円の赤字で、944億5300万円赤字幅が縮小した。コロナの影響で旅客は厳しいが、社員出向や減便などコスト削減や好調な航空貨物が寄与した。

 2021年4~6月期の連結決算は、売上高1989億1100万円(前年同期比63.6%増)、営業利益646億1200万円の赤字(前年同期1590億6500万円の赤字)、当期純利益511億5900万円の赤字(同1088億1900万円の赤字)と増収を確保し、赤字幅も縮小した。

 2022年3月期の連結業績予想は据え置き、営業利益は280億円の黒字を見込む。だが、国内は4度目の緊急事態宣言の発令や、夏休み期間中の感染者急増などで需要回復が遅れている。コスト削減など事業構造改革が進捗しているが、コロナ収束が長引くと業績への影響は避けられない。

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

「モームリ」前社長らに有罪判決、退職代行サービスは転機に

 8月28日、東京地裁は報酬目的で業務を弁護士に紹介した容疑などに問われていた退職代行サービス「モームリ」運営の(株)アルバトロス(TSRコード:694377686、横浜市、以下モームリ)の法人と前社長の谷本慎二被告らに有罪判決を言い渡した。

2

  • TSRデータインサイト

「マッサージ業界」の倒産増加 ~ 1-7月は過去最多、低価格台頭と施術者確保 ~

2026年1-7月の「マッサージ業」(接骨院・鍼灸院を含む)倒産が68件(前年同期比7.9%増)に達し、同期間では過去15年間で最多を更新した。

3

  • TSRデータインサイト

失業なき労働力移動の行方 ~窮境状態にある業種と「人手不足倒産」発生率の相関~

経営資源の配分は、各企業がその時々の最適を探っている。赤字法人率が6割を超え(※1)、人手不足に陥る企業も少なくない。今回は4つの経営資源のうち、「ヒト」「カネ」に注目し、業績が窮境状態に置かれ、かつ人手不足にも悩まされる業種に迫った。

4

  • TSRデータインサイト

芸能事務所に異変、倒産が相次ぐ

メディアの多様化で芸能事務所(プロダクション)が転換期を迎えている。2025年(1-12月)は倒産が26件発生し、2014年以降で過去最多だった。2026年も7月までに12件発生し、倒産が相次いでいる。

5

  • TSRデータインサイト

「焼肉店」の倒産が高止まり、「ヤキニクの日」食べる支援も一案

換気能力の高さから、コロナ禍で脚光を浴びた「焼肉店」が淘汰の波に揉まれている。2026年1-8月(20日まで)の「焼肉店」倒産は29件に達した。年間最多(59件)を記録した前年同期の35件に次ぎ、2009年以降、2024年同期と並ぶ2番目の高水準だ。

TOPへ