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民事再生のレナウン スポンサー選定が難航、予定の6月末までに発表できず

 民事再生手続き中の(株)レナウン(TSR企業コード:295833440、江東区)は、当初予定していた6月末までのスポンサー選定が間に合わなかった。6月30日、東京商工リサーチの取材に対し、レナウンの担当者が明らかにした。

レナウンは6月18日、「スポンサーを選定し、適切な再生計画を策定して事業再生の道筋をつけるまでの間、運転資金を確保する」(リリース資料)ため、三井住友銀行から極度額20億円のDIPファイナンス(融資枠)を確保した。融資枠はすぐに利用せず、資金不足が生じた時に備えたものとレナウンは説明する。
予定していた6月末までのスポンサー選定について、レナウンは「管財人が選定を進めているが、守秘義務もあり詳細はお伝えできない」としたうえで、「6月中の(スポンサー決定の)発表はない」とコメントした。

緊急事態宣言の解除や百貨店の営業再開に加え、好調とされるECサイトでの「レナウン応援SALE」など、民事再生決定時に比べて外部環境は改善している。しかし、ブランド力の低下も背景にスポンサー選定は難航しており、アパレル名門の着地点は定まらない。


(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2020年7月2日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)

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