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民事再生のエル・エム・エス、「2種類の決算書を作成していた」

 11月19日、東京地裁に民事再生法を申請した(株)エル・エム・エス(TSR企業コード:292272499、文京区、以下エル社)が粉飾決算を行っていたことが、東京商工リサーチ(TSR)の取材でわかった。
 対外的に提出していた決算書は、これまで十数億円の資産超過だった。だが、今夏に実施した公認会計士による財務調査で、実際は20億円超の債務超過だったことが発覚。これが民事再生の申請の一因になった。
 TSRが独自に入手したエル社の「再生手続開始申立書」には、「金融機関に提出する目的と税務署に提出する目的の2種類の決算書を作成するなど、粉飾決算を行っていた」と記載されている。
 エル社は11月25日午後、債権者向け説明会を都内で開催する。民事再生の経緯や資産内容などについて説明するとみられる。

エル・エム・エスが入居するビル(9月25日撮影)

‌エル・エム・エスが入居するビル(9月25日撮影)

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2019年11月22日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)

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