(株)絆ホールディングスほか4社
6月22日に大阪地裁へ会社更生法の適用を申請し同日保全管理命令を受けていた(株)絆ホールディングス(大阪市)ほか3社は10月1日、更生手続開始申請の棄却決定を受けるとともに破産手続開始前の保全管理命令の発令を受けていたが11月2日、大阪地裁より破産開始決定を受けた。
破産管財人には保全管理人であった野上昌樹弁護士(大江橋法律事務所、同市北区中之島2-3-18)が選任された。
また、4社とは別に破産申請の準備に入っていたNPO法人リアン(大阪市)も同様の措置となった。
負債は、絆ホールディングスが55億191万円で、5社合計289億5361万円。
絆ホールディングスは、障害を持つ児童向けの放課後デイサービスのほか、健常者を含めたフリースクールの運営や、デイサービス事業を行う同業他社への研修や講習、加えて一般企業でのビジネスマン向けマナー講習等も併営し、ピーク時の2023年3月期には売上高約24億円を計上していた。この間、関連会社を設立し、放課後等デイサービス等の事業を順次、移管していた。
こうしたなか、2025年11月には当社と関連会社が運営する3つの「就労継続支援A型事業所」が、障害者就労支援の加算金を2024年度以降に20億円以上、過大に受け取った疑いがあるとして、大阪市が障害者総合支援法に基づく監査に入った。その後、調査が進み給付金約79億円を不正に受給したとして事業所運営法人の元代表ら5人に対する詐欺容疑での告訴状を大阪市が4月30日、大阪府警に提出。5月1日には同市が関連会社4社の「就労継続対策A型事業所」の指定取消を決め、不正に請求し受領していた訓練給付費110億7650万円の返還を求め、当社が請求の取り消しを求めて大阪地裁に提訴していた。
当グループは9月30日、(有)ティー・エヌ・プラン(TSRコード:575120347、法人番号:4120102028460、和泉市)をスポンサーとするスポンサー契約を締結しており、11月2日付で大阪地裁から事業継続の許可を受けており、破産管財人の下で事業譲渡に向けて運営を継続している。
なお、同時に破産開始決定を受けた3社は、(株)JOB connect(大阪市)、(株)レーヴ(大阪市)、(株)リベラーラ(大阪市)。
※(株)絆ホールディングス(TSRコード:576627135、法人番号:5120001168349、大阪市中央区内本町1-2-8、設立2012(平成24)年1月、資本金2000万円)
※NPO法人リアン(TSRコード:016572521、法人番号:4120005018393、大阪市中央区内本町1-2-8、設立2015(平成27)年12月)
※(株)JOB connect(TSRコード:133845435、法人番号:3120001227370、大阪市中央区森ノ宮中央1-14-10、登記上:大阪市中央区内本町1-2-8、設立2020(令和2)年2月、資本金500万円)
※(株)レーヴ(TSRコード:138550727、法人番号:2120001235886、大阪市中央区内本町1-2-14、設立2021(令和3)年3月、資本金4999万円)
※(株)リベラーラ(TSRコード:694427365、法人番号:9120001243552、大阪市中央区谷町3-1-9、設立2022(令和4)年1月、資本金3333万円)