• TSR速報

Xアイコン
facebookアイコン

(株)東信クレジットサービス

全東信大阪本社のビル(7月TSR撮影)

全東信大阪本社のビル(7月TSR撮影)

~過去に全東信に事業譲渡を行った関連会社が破産~
 (株)東信クレジットサービス(大阪市)は9月16日、大阪地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には印藤弘二弁護士(はばたき綜合法律事務所、大阪市北区西天満4-8-17)が選任された。
 負債は現在調査中。

 飲食業者・サービス業者・物販業者を対象としたクレジットカードによる売上の請求事務代行業を手掛けていた。各カード会社からの支払いを当社が立替え、通常よりも早く支払うという強みを持ち、相応の営業基盤を構築していたが2017年12月、(株)全東信(大阪市)に事業を譲渡した。
 全東信においては当社からクレジットカード請求事務代行業を引き継ぎ、2020年3月期は売上高約82億円を計上していたが、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響により、飲食店の休業などを受けて業績が悪化。同影響が緩和するものの、過年度の金融債務が重く、財務健全化に至らなかったうえ、直近においても抜本的な業況改善には至らず、2026年7月に破産開始決定を受けた。当社もその後の動向が注目されていたなか、今回の措置となった。

※(株)東信クレジットサービス(TSRコード:571272967、法人番号:9120001085359、大阪市中央区島之内1-14-14、設立1998(平成10)年5月、資本金1万円)
※(株)全東信(TSRコード:575448075、法人番号:9120001118333、大阪市中央区島之内1-14-14、設立2006(平成18)年9月、資本金45億円)

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

上場企業「個人情報漏えい」、過去最悪ペース ~ 100万件以上、2026年はすでに10件の異常事態 ~

情報セキュリティ対策は、企業の事業継続上でも不可欠な経営課題に浮上している。 AI普及で、より強固な対策が必要なのは当然だが、被害を受けた場合の迅速な対策を示す事業継続計画(BCP)の整備も求められる。

2

  • TSRデータインサイト

リフォーム工事業の倒産、過去最多ペース ~ 資材高と人手不足、値引き要求で「利益なき工事」 ~

住宅ローン金利上昇、地価高騰で中古への視線が熱い。ただ、2026年のリフォーム工事会社の倒産は、1-9月で96件(前年同期比20.0%増)に達し、2002年以降の最多を更新した。このペースだと年間120件を超える。

3

  • TSRデータインサイト

ハウスメーカーの倒産、26年上半期9割増の衝撃 ~ 踏み切れない抜本再生、施主の権利保護も重要 ~

コスト高や人手不足などでハウスメーカー(木造建築工事業)の倒産が急増している。2026年上半期(1-6月)は118件発生し、前年同期から約9割増えた。

4

  • TSRデータインサイト

「税金滞納」倒産が168件、前年同期の2倍に大幅増 2026年度上半期の「税金滞納」倒産 破産が97.6%

2026年度上半期(4-9月)の「税金滞納(社会保険を含む)」倒産は、168件(前年同期比100.0%増)と、前年同期の2倍に達し、この10年で最多を記録した。物価や人件費などのコストアップが企業収益を圧迫し、納税原資を確保できない小・零細企業の行き詰まりに拍車を掛けている。

5

  • TSRデータインサイト

年度上半期の「人手不足」倒産 過去最多の240件 深刻な“賃上げ疲れ”、『賃上げ倒産』が1.7倍に増加

2026年度上半期(4-9月)の「人手不足」倒産は、240件(前年同期比17.0%増)と過去最多を記録した。コロナ禍の2021年度同期の26件を底に、5年連続で前年同期を上回った。調査を開始した2013年以降の年度上半期では、これまで最多だった前年同期(205件)を抜いて最多を更新した。

TOPへ