• TSR速報

(株)北上尾商事

※画像は実際の企業と関係はありません

※画像は実際の企業と関係はありません

 (株)北上尾商事(上尾市)は12月4日、さいたま地裁より特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は88億4833万円(2024年3月期決算時点)。

 固形燃料やガスボンベ、カセットコンロなどガス関連機器、飲料水などの製造販売を手掛けていた。固形燃料は「トップ」、カセットコンロは「マイコンロ」、ガスボンベは「マイボンベ」の製品名で、スーパーやホームセンター、100円ショップで流通していた。国内に複数の工場を展開するほか、中国に現地法人も有し、事業を展開。2020年3月期には売上高48億1647万円を計上した。

 しかし、コロナ禍の影響や他社との競合、これまでの積極投資などで金融借入が重く、工場の閉鎖・売却などによる資産圧縮を進めていた。また、2022年12月には子会社を吸収合併した。

 2024年3月期には売上高63億8645万円、最終利益7億836万円を計上したが、債務超過だったことから国内の再生ファンドの支援により、再生する方針へ舵を切った。

 2024年8月に(株)ニチネン(TSRコード:697370240、法人番号:7010401172513、上尾市)へ会社分割により全事業を移管。当社は工場などの資産や機能自体全てを継承させ、当社は(株)ニチネンから現商号へ変更し、2025年7月31日、株主総会の議決により解散していた。
なお、事業は新会社のニチネンで継続している。

※(株)北上尾商事(TSRコード:310277272、法人番号:2030001041567、上尾市領家57-1、設立1984(昭和59)年3月、資本金8000万円)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

ハウスメーカーの倒産、26年上半期9割増の衝撃 ~ 踏み切れない抜本再生、施主の権利保護も重要 ~

コスト高や人手不足などでハウスメーカー(木造建築工事業)の倒産が急増している。2026年上半期(1-6月)は118件発生し、前年同期から約9割増えた。

2

  • TSRデータインサイト

倒産と無縁の税理士業界に異変、2026年上半期は4件発生 粉飾は詐欺罪も、コンプラ違反と健康問題がリスクに

過去、税理士事務所の倒産は半年で、概ね1~2件にとどまっていた。景気状況に相関せず、倒産と無縁の税理士業界だったが、2026年上半期(1-6月)はすでに4件発生した。

3

  • TSRデータインサイト

エブリライブの元従業員、「突然の解雇」に困惑

6月初旬から連絡が取りにくくなっているライブ配信のエブリライブ(株)(東京都港区)が、同時期に大半の従業員を解雇していたことがわかった。  解雇を通知の際、エブリライブ側は従業員に「破産予定のため」と説明したという。解雇された元従業員が東京商工リサーチの取材に応じた。

4

  • TSRデータインサイト

2026年上半期「医療機関」倒産 増勢続く 上半期で2番目の38件、「後継者難」は最多

医療機関の倒産が止まらない。2026年上半期(1-6月)に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院などの「医療機関」は、38件(前年同期比15.1%増)と大幅に増加した。上半期では、2006年以降の20年間で、2024年と2025年の33件を上回り、2009年の39件に次ぐ2番目の高水準となった。

5

  • TSRデータインサイト

愛媛県のいよぎんHDと愛媛銀が経営統合へ  メインバンク取引社数 金融Gでは国内21位に

愛媛県内にある企業のメインバンクシェア57.5%(県内メインバンク取引社数1万966社)の伊予銀行を傘下に持ついよぎんホールディングスと、県内2位で18.5%(同3,542社)の愛媛銀行が、7月24日開催の取締役会で経営統合を付議することを発表した。

TOPへ