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エブリライブの元従業員、「突然の解雇」に困惑

自宅待機の3日後解雇、理由は「破産予定」


 6月初旬から連絡が取りにくくなっているライブ配信のエブリライブ(株)(TSRコード:694485080、東京都港区)が、同時期に大半の従業員を解雇していたことがわかった。 
 解雇を通知の際、エブリライブ側は従業員に「破産予定のため」と説明したという。解雇された元従業員が東京商工リサーチ(TSR)の取材に応じた。



 エブリライブを巡っては、6月にSNS上で「(配信プラットフォームに)急に接続できなくなった」などの投稿が相次いだ。そして7月に入るとエブリライブがスポンサーを務めるテレビ番組の放送中止が発表された。
 商業登記簿上では、6月3日に新代表が就任し、取締役5名が辞任している。
 TSRは7月中旬、エブリライブの元従業員から話を聞くことができた。元従業員によると、5月31日21時頃、従業員全員が利用するチャットの通知が鳴った。「トラブルが発生したため、6月1日は自宅待機するように」との指示だったという。その後も複数の指示がなされ、6月2日も自宅待機となり、「3日17時に貸与物を持って出社するよう指示があった」(元従業員)という。「雇用形態に関わらず全従業員が集められ、その場で代表者(当時)から解雇通知を受けた」(同)。手渡された6月3日付の解雇通知には、「経営上の都合から、今後の事業継続が困難であるため、破産手続開始の申立てを行うことを予定しております」と記載されていた。
 元従業員は「5月31日の連絡時点で、何か大変なことが会社に起こったとは思ったが、まさかそこから3日後に解雇通知を受けるような事態に及んでいるとは想像もしなかった」と当時を振り返る。

エブリライブの入居フロア(7月17日TSR撮影)

エブリライブの入居フロア(7月17日TSR撮影)

 

 元従業員が解雇された6月3日、エブリライブに新たな代表が就任した。新代表は、同時期に別の代表にも就任している。その企業は、(株)ブレインイノベーション(TSRコード:017490111、東京都港区、ブレイン社)だ。
 ブレイン社には6月中旬、「5月29日、旧代表との連絡が取れない状態となった」と記載された張り紙が本社入口に掲示された。同時期に、「多額の負債を抱えトップ(当時のブレイン社代表)がいなくなった」との情報もTSRに寄せられ、以降、連絡が取りにくい状況だ。
 7月17日、ブレインイノベーションとエブリライブを訪問したが、接触出来なかった。

取材に応じる元従業員

取材に応じる元従業員


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