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破産の豊栄通商、棚卸資産を過大計上か

 6月24日に東京地裁から破産開始決定を受けた豊栄通商(株)(TSRコード:297081489、江戸川区)の決算に疑義が生じていたことがわかった。
 東京商工リサーチが入手した破産申立書によると、2026年1月期の貸借対照表には棚卸資産として30億9,809万円(大半が商品)が計上されている。
 しかし、「実際には存在しない棚卸資産・商品もある」(申立書)とされ、「申立て時現在、当社が保有する棚卸資産・商品はほとんどない」(同)と決算書が実態と大きく相違していることを示唆している。
 2026年1月期の純資産合計は4億7,110万円だが、実際は大幅な債務超過だった可能性がある。


(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2026年7月1日号掲載「SPOT情報」を再編集)

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