• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

破産を申し立てられた合同会社クリアースカイ(京都)を被害者弁護団が消費者庁に告発へ

 IPFSサーバー関連事業を展開する合同会社クリアースカイ(TSRコード:137254873、京都府)と代理店側に対し、被害者弁護団が消費者庁に告発する方針を固めたことが4月14日、わかった。
 被害者弁護団は4月7日、京都地裁に第三者破産を申し立てている。

 クリアースカイはリアルセミナーやオンラインセミナーを通じ、サーバー購入を勧誘。第三者企業へのレンタル・運用で高額配当を謳い文句に資金を募っていた。だが、債権者とトラブルが発生し、クリアースカイとは連絡が取り難くなっていた。

 被害者弁護団の加藤博太郎弁護士(加藤・轟木法律事務所)は、東京商工リサーチの取材に対し、「高利回りの現物まがい商法(預託商法・オーナー商法)を持ち掛け、日本全国に多額の被害が生じている事案で、被害は約5,000人に対して約250億円に及ぶ。預託法違反の疑いが強く、クリアースカイと一部代理店に対し、現在の勧誘・取引停止命令及び今後の業務停止命令の行政処分を促すため、消費者庁長官に告発を行う予定している。また、詐欺や預託法違反での刑事事件化も目指していく」と語っていた。

 4月14日、弁護団は都内で記者会見を予定している。

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

三井住友銀行の「メインバンク取引社数」増加 ~ メガバンクで唯一増加、新設・中小企業向け脚光 ~

東京商工リサーチ(TSR)がまとめた「2026年メインバンク調査」で、三井住友銀行がメガバンクで唯一、社数が増加した。他に先駆けてデジタル総合金融サービスをリリースし、取引社数の増加につなげた。

2

  • TSRデータインサイト

「テレビ番組制作会社」の倒産 過去最多タイ コスト上昇と番組制作の予算削減で苦境

2026年1-8月のテレビ番組制作会社の倒産は14件で、同期間では最多の2010年に並んだ。このペースで推移すると、年間では2009年と2012年の21件を抜き、過去最多を更新する可能性が高まっている。

3

  • TSRデータインサイト

「一人で悩まず、まずは早めの相談を」 ~ 中小企業活性化全国本部 インタビュー ~

中小企業の伴走者として、中小企業活性化協議会の存在感が高まっている。 東京商工リサーチは、全国47都道府県の活性協を支援する中小企業活性化全国本部にインタビュー。再生支援の現場経験も豊富な松田正義氏、佐藤友泰氏、茂木俊裕氏の3名から話を聞いた

4

  • TSRデータインサイト

2026年1-8月の「税金滞納」倒産181件、前年超える 税金滞納が事業再建の障壁、破産が97.7%を占める

2026年8月の「税金滞納(社会保険を含む)」倒産は、26件(前年同月比73.3%増)と大幅に増加、4月から5カ月連続で前年同月を上回った。1-8月累計は181件(前年同期比58.7%増)に達し、8月で前年の年間160件を上回り、納税(納付)に苦慮する企業が多いことを示している。

5

  • TSRデータインサイト

倒産前の「事業譲渡」 コロナ後に高水準 2025年度は213件、旅館,ホテルが最多

主力事業を他社に譲渡した後、倒産手続きに入る「事業譲渡後の倒産」が、2025年度は213件発生した。2024年度は227件で、2年間の平均は220件となり、前回調査(2019年度-2023年度)の同189件を上回り、増勢が続いていることがわかった。

TOPへ