• TSRデータインサイト

破産を申し立てられた合同会社クリアースカイ(京都)を被害者弁護団が消費者庁に告発へ

 IPFSサーバー関連事業を展開する合同会社クリアースカイ(TSRコード:137254873、京都府)と代理店側に対し、被害者弁護団が消費者庁に告発する方針を固めたことが4月14日、わかった。
 被害者弁護団は4月7日、京都地裁に第三者破産を申し立てている。

 クリアースカイはリアルセミナーやオンラインセミナーを通じ、サーバー購入を勧誘。第三者企業へのレンタル・運用で高額配当を謳い文句に資金を募っていた。だが、債権者とトラブルが発生し、クリアースカイとは連絡が取り難くなっていた。

 被害者弁護団の加藤博太郎弁護士(加藤・轟木法律事務所)は、東京商工リサーチの取材に対し、「高利回りの現物まがい商法(預託商法・オーナー商法)を持ち掛け、日本全国に多額の被害が生じている事案で、被害は約5,000人に対して約250億円に及ぶ。預託法違反の疑いが強く、クリアースカイと一部代理店に対し、現在の勧誘・取引停止命令及び今後の業務停止命令の行政処分を促すため、消費者庁長官に告発を行う予定している。また、詐欺や預託法違反での刑事事件化も目指していく」と語っていた。

 4月14日、弁護団は都内で記者会見を予定している。

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSRデータインサイト ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

モームリ運営会社、退職代行サービスの営業再開を発表

4月23日、退職代行サービス「モームリ」を運営する(株)アルバトロス(TSRコード:694377686、横浜市)はモームリの再開を発表した。なお、アルバトロスの代表取締役には谷本慎二氏に代わって浜田優花氏が4月1日付で就任している。

2

  • TSRデータインサイト

「在留資格の厳格化」 企業の5%が廃業検討 ビザの厳格化で、外国人企業の半数近くが影響

「経営・管理」の在留資格の厳格化の影響が広がっている。2025年10月許可基準が見直しされ、従来の資本金要件が500万円から3,000万円以上へ6倍に引き上げられた。さらに、これまでなかった申請者又は常勤職員のいずれかが日本語能力を有するなどの要件も加わり関係企業は対応を迫られている

3

  • TSRデータインサイト

「退職代行」からの連絡、企業の3割取り合わず 有給や退職日の交渉などの通知を3割が経験

ことし2月、大手退職代行サービスの代表らが弁護士法違反の疑いで逮捕された。4月に入り、退職代行の話題も出始めたが、弁護士や労働組合以外の「退職代行」業者から連絡があっても、3割(30.4%)の企業が非弁行為が含まれる可能性があり、取り合わないことがわかった。

4

  • TSRデータインサイト

ケフィア事業振興会、破産配当率は約1.1% ~ 「オーナー商法」破産から7年、約3万人に配当 ~

「オーナー商法」として社会問題化し、出資法違反で逮捕者も出した(株)ケフィア事業振興会(TSRコード:298080745)の破産手続きが終結に近づいている。破産管財人の資料によると、ケフィア事業振興会の配当率は約1.1%で、金額は11億円を超える配当になる見込みだ。

5

  • TSRデータインサイト

2026年「ゾンビ企業って言うな!」 ~ 金利引き上げ、窮境にある企業がより窮境に ~

東京商工リサーチ(TSR)・分析チームによる最新結果が出た際、思わず口をついた言葉だ。TSRが保有する財務データ(決算書)を基に経営が苦しいと思われる企業をゾンビ企業と定義して分析した。財務データが出揃った2024年度は、直近10年で最悪となった。

TOPへ