2025年を振り返って
日経平均株価が史上初めて5万円を突破し、金・銀価格が最高値を更新――。景気回復を思わせる2025年だったが、一方で企業倒産は増え続けた。円安、金利上昇、人手不足など、厳しい環境が過剰債務を抱えた中小企業に襲い掛かっている。また、中堅企業の粉飾決算も発覚が後を絶たず、大手自動車部品メーカーはチャプター11による債務整理に踏み切った。異例の事態が相次ぎ、審査部門の強化に動く企業も増えている。
大型粉飾や海外倒産法、海外情勢に翻弄された2025年を振り返る。
日経平均株価が史上初めて5万円を突破し、金・銀価格が最高値を更新――。景気回復を思わせる2025年だったが、一方で企業倒産は増え続けた。円安、金利上昇、人手不足など、厳しい環境が過剰債務を抱えた中小企業に襲い掛かっている。また、中堅企業の粉飾決算も発覚が後を絶たず、大手自動車部品メーカーはチャプター11による債務整理に踏み切った。異例の事態が相次ぎ、審査部門の強化に動く企業も増えている。
大型粉飾や海外倒産法、海外情勢に翻弄された2025年を振り返る。
賃金上昇、従業員退職による倒産が過去最多 8月の「人手不足」倒産 8月では最多の32件
2026年8月の「人手不足」倒産は、32件(前年同月比39.1%増)だった。8月としては、前年の23件を大幅に上回り、最多を更新した。1-8月は333件(前年同期比38.7%増)で、年間最多ペースが続く。
2
出版業の倒産急増、利益も悪化傾向 ~ 存続に向けた書店との直取引、目指す姿と課題 ~
電子書籍が普及するなか、紙の書籍を主体に手掛ける老舗出版社を中心に、「出版業」の倒産(負債1,000万円以上)が急増している。 2026年1-7月の「出版業」の倒産は21件(前年同期比90.9%増)で、2019年同期の21件以来7年ぶりに20件を超えた。
3
「フィットネスクラブ」の倒産が過去最多を更新へ 1-8月は26件、市場拡大もレッドオーシャンの兆し
拡大するフィットネス市場で、「フィットネスクラブ」の倒産が急増している。2026年1-8月は26件(前年同期比160.0%増)と前年同期の2.6倍に達し、2023年同期の16件を抜いて過去最多を更新した。 現在のペースで推移すると、2026年は年間最多の2023年の27件を上回り、40件台も視野に入ってきた。
4
泥臭い再生支援と粉飾決算、銀行員の「違和感」~ 「実務家座談会」を開催(後編)~
(後編)事業再生に携わる金融機関は企業にどう向き合うのか。東京商工リサーチ(TSR)は、事業再生に携わる金融機関の担当者に、取り組みの現状や事例、特色、留意点などを聞いた。
5
「半導体関連メーカー」生成AI普及で業績好調 売上トップはキオクシア、TSMC日本子会社は売上高約143倍
生成AIの普及やデータセンター向け需要拡大で、国内の主要半導体関連メーカーの業績が好調だ。東京商工リサーチ(TSR)の企業データベース(約440万社)から、全国の主な半導体関連メーカー154社の2025年度業績を分析した。