分配金遅延の「みんなで大家さん」、被害弁護団が提訴へ
分配金の一部遅延などで投資家とトラブルになっている投資商品「みんなで大家さん」問題で、被害弁護団は11月5日、大阪地裁に第1次提訴の訴状を発送したと発表した。弁護団によると、第1次提訴の原告1,191人、出資総額は114億3,700万円に達する。第2次提訴説明会も予定しているという。
被害弁護団は、リンク総合法律事務所(千代田区)の弁護士を中心に結成されている。「みんなで大家さん」をグループで手がける共生バンクグループの担当者は、東京商工リサーチの取材に対して「誠実に訴訟対応を行って参る所存です」と回答している。