• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

電動工具のマキタ 新たなライフスタイルの後押しで売上・利益とも過去最高

売上高は5期連続で過去最高を更新

 電動工具最大手の(株)マキタ(TSR企業コード:400015226、東証プライム)は4月27日、2022年3月期連結決算の売上高(売上収益)が7392億6000万円と初めて7000億円を超えたと発表した。コロナ禍でも、建設現場における電動工具の需要増や、国内外で草刈り機など家庭向けの新たなライフスタイルの需要も取り込み、5期連続で過去最高を更新した。

ANA

‌5期連続で売上高が過去最高を更新したマキタ(TSR撮影)

 売上高の半分近くを占める欧州市場が好調で、国内もリチウムイオンバッテリ製品が堅調だった。また、最終利益も647億7000万円と2期連続で過去最高を更新した。

 マキタは、1915年創業の老舗工具メーカー。1970年頃からアメリカや欧州などへ進出、海外でも現地生産を開始し、いち早くグローバル化に取り組んでいた。また、リチウムイオンバッテリーを採用した充電式のインパクトドライバなど、充電製品を拡充している。最近は電動工具のほか、園芸用機器にも進出し、マキタ製品の販売国数は約170カ国に達する。

 2022年3月期連結決算は、売上高7392億6000万円(前期比21.5%増)、営業利益917億2800万円(同3.7%増)、最終利益647億7000万円(同4.4%増)といずれも過去最高を更新した。

ANA

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

賃金上昇、従業員退職による倒産が過去最多 8月の「人手不足」倒産 8月では最多の32件

2026年8月の「人手不足」倒産は、32件(前年同月比39.1%増)だった。8月としては、前年の23件を大幅に上回り、最多を更新した。1-8月は333件(前年同期比38.7%増)で、年間最多ペースが続く。

2

  • TSRデータインサイト

出版業の倒産急増、利益も悪化傾向 ~ 存続に向けた書店との直取引、目指す姿と課題 ~

電子書籍が普及するなか、紙の書籍を主体に手掛ける老舗出版社を中心に、「出版業」の倒産(負債1,000万円以上)が急増している。 2026年1-7月の「出版業」の倒産は21件(前年同期比90.9%増)で、2019年同期の21件以来7年ぶりに20件を超えた。

3

  • TSRデータインサイト

「フィットネスクラブ」の倒産が過去最多を更新へ 1-8月は26件、市場拡大もレッドオーシャンの兆し

拡大するフィットネス市場で、「フィットネスクラブ」の倒産が急増している。2026年1-8月は26件(前年同期比160.0%増)と前年同期の2.6倍に達し、2023年同期の16件を抜いて過去最多を更新した。 現在のペースで推移すると、2026年は年間最多の2023年の27件を上回り、40件台も視野に入ってきた。

4

  • TSRデータインサイト

泥臭い再生支援と粉飾決算、銀行員の「違和感」~ 「実務家座談会」を開催(後編)~

(後編)事業再生に携わる金融機関は企業にどう向き合うのか。東京商工リサーチ(TSR)は、事業再生に携わる金融機関の担当者に、取り組みの現状や事例、特色、留意点などを聞いた。

5

  • TSRデータインサイト

「半導体関連メーカー」生成AI普及で業績好調 売上トップはキオクシア、TSMC日本子会社は売上高約143倍

生成AIの普及やデータセンター向け需要拡大で、国内の主要半導体関連メーカーの業績が好調だ。東京商工リサーチ(TSR)の企業データベース(約440万社)から、全国の主な半導体関連メーカー154社の2025年度業績を分析した。

TOPへ