• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

サマンサタバサ 100億円の最終赤字=5期連続の赤字と苦戦

 経営再建中の(株)サマンサタバサジャパンリミテッド(TSR企業コード: 293842310、東京都港区、マザーズ)は新型コロナの影響や減損損失が響き、5期連続の最終赤字だった。サマンサタバサは、20年7月に紳士服販売大手の(株)コナカ(TSR企業コード: 350617880、横浜市戸塚区、東証1部)の子会社となり、同社からの支援を得ている。

 4月14日に発表した2021年2月期(連結)の売上高は225億9400万円(前期比4.1%減)、営業利益は35億2100万円の赤字(前期11億8400万円の赤字)、最終利益は100億4900万円の赤字(同23億8400万円の赤字)だった。店舗の選択と集中やEC販売の強化を進めたが、新型コロナの影響で消費マインドの低迷が続いた。また、合併に伴うのれんの減損など特別損失の計上も大きかった。

 同時に発表した2022年2月期(連結)の業績予想は、売上高は341億6500万円(前期比51.2%増)、営業利益は3億1600万円、最終利益は1億200万円と黒字転換を計画している。

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

「鳶工事業」が苦境、倒産が過去最多ペース ~ 16年ぶり100件超、職人不足とコスト対応がネック ~

「建設現場の花形」と言われる鳶職人の世界に逆風が吹く。足場から鉄骨、支柱工事など建設現場で欠かせないが、倒産が過去最多ペースだ。有効求人倍率は7.94倍と深刻な人材難の鳶業界にあって採用難と高い技能、経験が若者の育成に足かせになっている。鳶工事業の倒産を分析した

2

  • TSRデータインサイト

「渋谷区」が倒産最多、2年連続も視野 ~ 倒産企業の半数が業歴10年超、新設法人は伸び鈍化 ~

街の主役は若者から大人へ。再開発で変貌を遂げる「シブヤ」に異変が生じている。 渋谷区に本社を構える企業倒産(1-8月)は、全国の市区郡別で最多の123件に達した。昨年(2025年1-12月)は161件で2007年以来、18年ぶり全国ワーストだった

3

  • TSRデータインサイト

2025年度の書店の利益、前年度の4.6倍に拡大 黒字企業が7割も、「増収増益」は13.4%

「本離れ」が言われて久しいが、書店経営が回復に転じた。全国の主な書店304社の2025年度の売上高合計は、6,121億4,000万円(前年度比1.6%増)、利益合計は40億2,600万円(同365.4%増)で、売上高は微増だったが、利益は前年度の4.6倍に急回復した。

4

  • TSRデータインサイト

翻訳業が苦境、利益は3年で7割減 ~ AIと競合で破産したケースも ~

AIが翻訳業界にドラスティックな変化を迫っている。日進月歩で精度が向上するなか、言語間の壁が低くなっている。この余波が翻訳業界に広がり、業績は3期連続で減収減益に追い込まれた。

5

  • TSRデータインサイト

「畳製造業」 伝統産業に忍び寄る市場変化と後継問題 売上は3年連続で低迷、業歴100年超の老舗が2割超

9月24日は「畳の日」。全国畳産業振興会が4月29日と9月24日の年2回定めている。日本の住文化の伝統を引き継ぐ畳のすばらしさをアピールすることが目的だが、畳製造業が長期低迷に陥っている。 全国の主な「畳製造業」256社の2025年度の売上高合計は402億7,700万円(前年度比1.3%減)だった

TOPへ