• TSRデータインサイト

ケフィア事業振興会に家宅捜索 ケフィアグループ28社の負債合計は約1,300億円

 2月6日午前、警視庁は出資法違反の疑いで(株)ケフィア事業振興会(TSR企業コード: 298080745、千代田区、代表:鏑木秀彌氏、以下ケフィア)の本社に家宅捜索に入った。
ケフィアは2018年9月3日に東京地裁から破産開始決定を受けた。その後、グループ会社の破産が相次ぎ、グループ合計28社(ケフィア含む)と経営者だった鏑木秀彌氏と武弥氏親子も破産開始決定を受けている。
28社の負債合計は約1,300億円、被害を受けた会員は3万人を超え、社会問題化していた。
ケフィアは、「柿」などを販売した後に買い戻す「オーナー制度」や、ケフィアやグループ会社に資金を貸し付ける「サポーター制度」を展開。2017年11月頃から会員への利息などの支払いが滞り、被害弁護団が結成されていた。また、2018年8月には消費者庁がケフィアに異例の注意喚起を行っていた。


ケフィア本社から出る捜査員(2月6日午前)

ケフィア本社から出る捜査員(2月6日午前)

ケフィアグループ企業の倒産一覧

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2019年2月7日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)

 TSR情報とは

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

破産の全東信、20年前から粉飾決算か=600億円超の債務超過のおそれ

決済代行を手掛けていた(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪市中央区)の破産劇の裏側がわかってきた。東京商工リサーチ(TSR)の取材で、業績悪化を隠すために、多額の預金の架空計上に手を染めていた実態がみえてきた。

2

  • TSRデータインサイト

全東信の破産、焦付不可避と機会損失 ~外食団体、「セーフティネット保証1号」適用を要請~

クレジットカード決済代行を手掛けていた(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪市中央区)の破産の余波が広がっている。7月6日に負債1,259億円(2025年3月期決算時点)を抱え、大阪地裁から破産開始決定を受けて以降、取引金融機関が取り立て不能等を次々と開示している。

3

  • TSRデータインサイト

全東信の粉飾、資本と営業権と不動産から読み解く

大手決済代行の(株)全東信の粉飾は見抜けたのか。破産したいま、過去の決算書を基に違和感を指摘するのは難しくない。預金残高の水増しや債権の架空計上など、全東信はありきたりの手口に手を染めていた。

4

  • TSRデータインサイト

準自己破産の全東信、近畿産業信組が219億円貸出

大手決済代行の(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪府)の資金調達先が東京商工リサーチ(TSR)の取材で判明した。

5

  • TSRデータインサイト

止まらない建設業の倒産、職別工事が総合工事を抜く ~ 施工力が「希少資源」、動き始めた内製化 ~

2025年の建設業の倒産は、2,014件(前年比4.6%増)で、4年連続で前年を上回り、2013年(2,421件)以来、12年ぶりに2,000件を超えた。 コロナ禍の2021年に1,065件と2000年以降では最少を記録。その後は増勢に転じ、わずか4年で約2倍に増加した。

TOPへ