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「ケフィア事業振興会と関連2社の会員債権額」調査 個人会員3万3,312人が被害

 9月3日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた(株)ケフィア事業振興会と関連3社の負債合計は1,053億3,706万円に達し、債権者総数は3万3,747人にのぼった。
今回、破産した4社のうち、個人会員が多かった(株)ケフィア事業振興会、かぶちゃんメガソーラー(株)、(株)飯田水晶山温泉ランドの3社の資料から、各会員の債権額を独自入手し、分析した。3社の会員数(債権者数)は合計3万3,312人、債権額は合計1,007億4,357万円に達し、負債金額のほとんどを個人会員が占めていたことがわかった。
個人債権者3万3,312人の平均債権額は302万4,243円、中央値は99万4,900万円だった。内訳は、債権額100万円未満が1万6,684人(構成比50.0%)と半数を占めたが、一方で1億円以上が12人、5,000万円以上1億円未満も106人おり、債権額の最大は2億8,206万8,150円だった。
ケフィア事業振興会は「柿」や「ヨーグルト」などの食品オーナーになると半年で10%の利息を払う「オーナー制度」などを展開していた。
「オーナー制度」は1口5万円で、100万円未満の債権者が1万6,684人(構成比50.0%)と半数を占めた。このうち、10万円以上20万円未満が4,062人と最も多く、2口以上重ねて出資している会員が多かった実態がうかがえる。
出資法の上限金利の年利20%を念頭においたと思える半年10%の利息の「オーナー制度」だが、軽い気持ちで契約数を増やした高齢の会員も多かったとみられる。消費者庁は、「非常に有利な条件での取引は、消費者にとって相当程度のリスクがある場合がある」と指摘している。
今後、破産管財人が会員から集めた資金の流れや負債の実態を解明していく。

  • 本調査は9月3日、東京地裁から破産開始決定を受けた(株)ケフィア事業振興会(会員債権者3万235名、負債総額989億6,379万円)、かぶちゃんメガソーラー(株)(同1846名、同11億8,784万円)、(株)飯田水晶山温泉ランド(同1,231人、同5億9,193万円)の破産申立書から、会員(会員以外の債権者は除く)を分析した。なお、金額は確定債権とは異なる。
  • ケフィアグループ3社 会員の債権額

    100万円未満債権額内訳

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