• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

三陽商会、「青山ビル」の売却を発表

 2月5日、アパレル大手の(株)三陽商会(TSR企業コード:290059666、東証1部)は、自社で保有する「青山ビル」(港区南青山1-55-14)を売却すると発表した。売却理由は、「資産の効率的活用及び財務体質の強化」(リリース資料)で、2018年12月期第2四半期に33億円の特別利益を計上する予定。売却額は非公開。

 2016年12月期の有価証券報告書によると、青山ビルの簿価は土地26億1,000万円を含め32億1,500万円。三陽商会はこれまでも同ビルの売却を検討していたが、様々な理由で折り合いがつかず進展していなかった。売却先は非公開だが、三陽商会の担当者によると「ファンド系の国内法人1社」という。物件引き渡しは4月20日を予定している。担当者は、「同日までにキャッシュで譲渡対価を受け取る予定で、この分は投資キャッシュフローのプラスになる」とコメントしている。
 三陽商会が2017年7月28日に公表した2017年12月期の連結業績予想(通期)は、売上高が625億円(前期比0.8%減)、経常利益が25億円の赤字(前期は81億9,600万円の赤字)、当期純利益が13億円の赤字(同113億6,600万円の赤字)。
 青山ビル売却は2018年12月期の業績に影響するが、同期の業績予想は2月14日に公表する予定。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2018年2月7日号掲載予定「Weekly Topics」を再編集)

 TSR情報とは

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

年度上半期の「人手不足」倒産 過去最多の240件 深刻な“賃上げ疲れ”、『賃上げ倒産』が1.7倍に増加

2026年度上半期(4-9月)の「人手不足」倒産は、240件(前年同期比17.0%増)と過去最多を記録した。コロナ禍の2021年度同期の26件を底に、5年連続で前年同期を上回った。調査を開始した2013年以降の年度上半期では、これまで最多だった前年同期(205件)を抜いて最多を更新した。

2

  • TSRデータインサイト

外国人「技能実習制度」認定取消しは累計754社 製造業と建設業で7割占める、ワーストは愛知県の46社

外国人技能実習制度で実習生を受け入れていた企業のうち、法令違反や不正などを理由に実習実施の認定取消処分を受ける企業が相次いでいる。 2017年11月の現行制度施行以降、累計754社にのぼり、2026年度も8月までに50社が公表され、前年度と同水準のペースで推移している。

3

  • TSRデータインサイト

再編が進むホームセンター、キーワードは「1兆円」 ~ 統合や提携、共同購買やPB商品の取り組み ~

ホームセンター業界で統合や提携で競争力を高める動きが加速している。店舗が増えながら1店舗の売上効率が低下する「オーバーストア」状態で、大手各社は次の一手を巡りしのぎを削っている。5期連続(最新期:2025年4月-2026年3月期)で決算比較が可能な48社を分析した

4

  • TSRデータインサイト

1-9月の上場企業「早期・希望退職募集」は22社 人数は5,345人、黒字企業が6割を超える

2026年1月-9月に「早期・希望退職募集」が判明した上場企業は22社(前年同期34社)、対象人数は5,345人(同1万1,909人)だった。社数は3割(35.2%)減少し、対象人数は半減(55.1%)した。

5

  • TSRデータインサイト

新型コロナ破たん、9月は133件発生

 9月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円未満含む)が133件判明し、2020年2月の第1号の発生から累計1万4,700件に達した。2026年は3月に162件と3カ月ぶりの150件超えを記録。しかし、4月は一転して150件を下回り、5月は119件で、2021年1月以来の120件割れとなった。

TOPへ