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昭和ホールディングス(株)

~東証スタンダード上場 第三者から会社更生法を申し立てられる~

  東証スタンダード上場の昭和ホールディングス(株)(千葉県柏市)は7月17日、ジェイトラスト・アジア・プライベート・リミテッド(シンガポール、以下、ジェイ社)から、東京地裁に会社更生手続きを申し立てられ同日、保全管理命令を受けた。
 保全管理人には岩崎晃弁護士(岩崎・本山法律事務所、東京都中央区八丁堀4-1-3)が選任された。

 1937年6月に、ゴム製品の製造を目的に昭和ゴム(株)の商号で設立。ソフトテニスボールのブランド「アカエム」などで高い知名度を誇る。しかし、本業の市場縮小に伴い業態転換を模索。近年は持株会社体制となり、食品事業、スポーツ事業、ゴム事業、コンテンツ事業へ移行した。

 しかし、2017年以降、海外子会社と海外投資ファンドとの間で、損害賠償などの訴訟問題が長期化。これにより国内外で損失処理などを計上し、グループ全体の財務基盤は弱体化し信用が低下した。

 こうしたなか、2026年6月25日に資金を借り入れるため、昭和ホールディングスが保有する子会社株式を別の連結子会社に担保提供。しかし、翌26日には質権者の連結子会社から担保権が行使される事態に発展した。

 主要子会社の株式を差し押さえられたことで、連結子会社6社が持分法適用関連会社へ異動。さらに、6月30日には取締役会にて代表取締役の選任ができない状況になったほか、実印や預金通帳等が不明となる事態に陥り、7月14日付けで東京証券取引所より監理銘柄(審査中)に指定された。

 ジェイ社は、昭和ホールディングスに対して損害賠償請求権を有すると主張し、会社更生手続きを申し立てた。
 昭和ホールディングスは「現時点においては更生手続開始の決定がなされたものではなく、開始の可否については、今後、裁判所において審理・判断がなされる予定」としている。


※ 昭和ホールディングス(株)(TSRコード:290076595、法人番号:3040001065779、柏市十余二348、設立1937(昭和12)年6月、資本金56億5139万4423円)

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