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(株)狩野組

狩野組が入居していたビル(TSR撮影)

狩野組が入居していたビル(TSR撮影)

 (株)狩野組(江東区)は1月7日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には石田晃士弁護士(隼あすか法律事務所、千代田区霞が関3-2-5)が選任された。
 負債総額は約36億円。 

 1925(大正14)年創業で、土木・建築などの工事や不動産業を手掛けていた。各自治体が発注する水道工事の受注に注力し、1988年4月期には売上高58億5888万円をあげていた。同時期には不動産などへの投資や支店開設を積極的に行うなど、業容を拡大させていた。しかし、バブル崩壊とともに業績も悪化、業容拡大期に行っていた投資なども経営の重荷となっていた。

 現在に至るまでに複数回の代表者交代や社有不動産の売却などによって経営の立て直しを図ったが、好転するには至らなかった。近年では、注力していた水道工事も大手企業などとの競争が激しくなり受注が低迷、2024年4月期には売上高7億8630万円まで減少するなど経営が悪化していた。
 同期時点の負債総額は6億3536万円だったが、約33億円の簿外債務が発覚し、負債が膨らんだ。

※(株)狩野組(TSRコード:290036038、法人番号:9010601001395、江東区北砂4-40-17、設立1954(昭和29)年3月、資本金7000万円)

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