• TSRデータインサイト

相次ぐ2025年の早期・希望退職 明治ホールディングスが退職者募集を発表

 明治ホールディングス(株)(TSRコード:297513974)は10月28日、子会社の(株)明治(TSRコード: 291018424)が早期・希望退職「ネクストキャリア特別支援施策」を実施すると発表した。退職者の募集人数は定めず、対象は勤続15年以上で満50歳以上の管理職および総合職で、募集期間は2025年10月29日~12月19日。退職日は、2026年3月31日の予定。通常の退職金に特別加算金を上乗せ支給する。さらに希望者に対しては再就職サービスを提供する。

 2025年は上場企業の早期・希望退職の募集人数が増えている。TSRの調査では、10月28日までに、明治ホールディングスを含め35社が「早期・希望退職」の募集を実施し、募集人員は合計1万488人に達し、2024年通年の1万9人をすでに上回っている。

 9月には三菱電機や三菱ケミカルグループが募集実施を公表しており、大手メーカーを中心に黒字企業の人員削減が相次いでいる。


上場企業 早期・希望退職推移

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSRデータインサイト ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

「退職代行」からの連絡、企業の3割取り合わず 有給や退職日の交渉などの通知を3割が経験

ことし2月、大手退職代行サービスの代表らが弁護士法違反の疑いで逮捕された。4月に入り、退職代行の話題も出始めたが、弁護士や労働組合以外の「退職代行」業者から連絡があっても、3割(30.4%)の企業が非弁行為が含まれる可能性があり、取り合わないことがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

「マッサージ業」の倒産が過去30年で最多の108件 大手チェーン、リラクゼーション店と競合激化

店舗乱立による過当競争や光熱費、人件費の上昇で「マッサージ業(療術業)」の倒産が増勢をたどっている。 2025年度に倒産した「マッサージ業」は、1996年度以降の30年間で最多だった2019年度の98件を抜き、過去最多の108件(前年度比14.8%増)に達した。

3

  • TSRデータインサイト

2025年度の「医療機関」倒産 20年で最多の71件 クリニック・歯科医院の淘汰が加速、「破産」が97%超

2025年度に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院を合計した「医療機関」は、71件(前年度比20.3%増)だった。2006年度以降の20年間では、2024年度の59件を大幅に上回り、最多を更新した。

4

  • TSRデータインサイト

「士業」の倒産、2年連続最多

「士業」の倒産が目立ってきた。給付金の不正受給の指南や、顧客から預かった資金の流用など、近年はコンプライアンス違反が原因で倒産するケースも目立つ。

5

  • TSRデータインサイト

食品メーカー 売上高は値上げで24兆円に 利益は物価高に値上げが追い付かず二極化

肉・魚加工や菓子類などの「食品メーカー」4,994社の2025年の業績は、売上高24兆2,824億円(前年比3.4%増)、利益は8,806億円(同9.5%減)だった。コロナ禍以降の5年間で売上高は最高を記録した。ただ、利益はコスト上昇で減益の構図が鮮明となった。

TOPへ