• TSRデータインサイト

丸住製紙の関連2社、解散して消滅へ

 2月28日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した丸住ライン(株)(TSRコード:810065126、愛媛県)と丸住エンジニアリング(TSRコード:812015274、愛媛県)が6月12日、東京地裁に提出した再生計画案が判明した。2社は丸住製紙(株)(TSRコード: 810006448、愛媛県、民事再生手続き中)の関連会社。

 東京商工リサーチ(TSR)が独自入手した再生計画案によると、2社ともに資産の換価や入金などで得た現預金が弁済原資とする。基本弁済は、丸住ラインは7万5,000円以下を全額支払い超える部分は0.5%、丸住エンジニアリングは5万円以下を全額支払い超える部分は0.1%とする方針。
 2社は再生計画認可決定の確定日から3カ月以内に弁済し、弁済後の残額全額は免除を受けるとしている。ともに法人は解散し、最終弁済後に消滅する予定。
 なお、親会社の丸住製紙は6月12日期限の再生計画案の提出期限を2026年1月30日に延期している。



(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2025年7月2日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

「リファラル採用」 企業の半数に広がる 定着率はリファラルが新卒、転職エージェントを上回る

東京商工リサーチは、採用に関する企業向けアンケート調査を実施した。人手不足やAI・DXの普及で転職市場の活況が続き、近年はリファラルやアルムナイ採用も広がっている。特に、リファラル採用は、転職エージェントの紹介より従業員の定着率が高いと考える企業が多いことがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

大手ホテル好調 客室単価と稼働率が同時上昇 客室単価はコロナ禍の2倍超、稼働率は83.3%

インバウンド需要と国内旅行の復活で、大手ホテルの客室単価と稼働率が、コロナ禍以降で最高を更新した。 ホテル運営の上場12社(13ブランド)の2025年度の客室単価は、1万7,818円(前年度比8.6%増)で前年度より1,424円上昇した。稼働率は83.3%(前年度82.3%)で、高水準を維持した。

3

  • TSRデータインサイト

経営責任を取る事業再生、ジュピターコーヒーは黒字化へ ~ ネクスト・キャピタル・パートナーズ 単独インタビュー ~

2025年度の企業倒産は1万505件(前年度比3.5%増)で、2年続けて1万件を超えた。 こうしたなか、20年を超すファンド運営で事業再生を数多く手掛けてきたのがネクスト・キャピタル・パートナーズ(株)だ。浅野晃司・取締役執行役員に特色や取り組みを聞いた。

4

  • TSRデータインサイト

企業の7.8%で退職金「増額・導入」  「減額・廃止」企業は月給などへ、資産形成は自己責任

これまで「年功序列」や「終身雇用」が前提の日本の会社では、長く勤め上げてまとまった退職金を受け取ることが一般的だった。だが、東京商工リサーチ(TSR)のアンケート調査で、2023年以降の退職金制度は「増額・導入」が7.8%に対し、「減額・廃止」は1.9%だった。

5

  • TSRデータインサイト

サッカーW杯 日本代表を支える40社 売上1兆円以上8社 設立10年未満も

2026年6月11日、米国・カナダ・メキシコの3カ国共催で、史上最大規模のFIFAワールドカップが開幕する。5月15日、日本代表メンバー26名も発表され、関心が集まるなか、スポンサーシップやパートナーシップなど、サッカー日本代表・日本サッカー協会を支援する企業40社を調査した。

TOPへ