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ロート製薬 高額目薬が好調で、過去最高の業績に

 ロート製薬(株)(TSR企業コード:570222591)はコロナ禍で、パソコンなどの画面を見る機会が多く、眼精疲労を訴える人が増えて高額目薬が伸びたほか、「肌ラボ」などスキンケアも好調で、2022年3月期の連結業績は売上高、利益ともに過去最高を記録した。

 5月12日に発表した2022年3月期連結決算は、売上高1996億4600万円、営業利益293億4900万円、当期純利益210億1800万円だった。2022年3月期から会計基準を変更したが、売上高とすべての利益段階で過去最高を記録した。

 国内は、高級な目薬やスキンケアが好調だったほか、抗原検査キットの販売、21年8月に子会社化した製薬会社も売上増に寄与した。また、新型コロナの感染者数の減少などで海外も好調だった。

ANA

‌過去最高の業績のロート製薬(TSR撮影)

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