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コロナ破たん企業の従業員数 2万5000人を突破、小・零細企業が大半

 「新型コロナウイルス」関連破たん(負債1000万円未満を含む)は12月28日、2672件に達した。このうち、負債1000万円以上のコロナ関連破たんは2540件で、判明した従業員数(正社員)は合計2万5059人にのぼる。
 これまで倒産や廃業などの抑制に大きな効果をみせた「ゼロ・セロ融資」や「雇用調整助成金」の特例措置など、コロナ関連支援策の転換も検討されている。新たな変異株「オミクロン株」の感染が全国に拡大するなか、慎重な判断が求められる。

 12月28日現在、従業員数が判明した「コロナ破たん」2405社(負債1000万円以上)の従業員数は合計2万5059人を数える。
 このうち、従業員5人未満の小・零細企業が1368件(構成比56.8%)と、半数以上を占める一方で、従業員300人以上は5件(同0.2%)、50人以上300人未満は69件(同2.8%)にとどまる。
 2020年5月、民事再生開始決定を受けた東証1部上場の(株)レナウン(東京都、同年11月破産移行)の従業員数は539人だった。

コロナ破たん・従業員

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