• TSRデータインサイト

SBIソーシャルレンディング 貸付先に懸案事項、第三者委員会を設置

 SBIホールディングス(株)(TSR企業コード:293749795、東京都港区、東証1部)は2月5日、グループ会社で手掛けている「ソーシャルレンディング」の貸付先の事業運営に重大な懸案事項が生じている可能性があるとして、第三者委員会の設置を発表した。
 第三者委員会の設置を決議したのは、SBIソーシャルレンディング(株)(TSR企業コード:297322095、東京都港区)。SBIホールディングスの担当者は東京商工リサーチの取材に対し、「貸付先をモニタリングしているなかで、本件が判明した」と説明。貸付先の社名や懸案事項の内容などは明らかにしなかった。
 ソーシャルレンディングは、一般投資家と資金ニーズのある企業をつなぐ新しい資金調達の仕組み。10%前後の利回り商品もあり、投資家から注目を集めている。SBIソーシャルレンディングは、2021年1月末現在で融資残高434億円、投資家の登録は6万人を超えている業界大手。太陽光発電や不動産担保ローン向けのファンドを組成している。


(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2021年2月9日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

ハウスメーカーの倒産、26年上半期9割増の衝撃 ~ 踏み切れない抜本再生、施主の権利保護も重要 ~

コスト高や人手不足などでハウスメーカー(木造建築工事業)の倒産が急増している。2026年上半期(1-6月)は118件発生し、前年同期から約9割増えた。

2

  • TSRデータインサイト

倒産と無縁の税理士業界に異変、2026年上半期は4件発生 粉飾は詐欺罪も、コンプラ違反と健康問題がリスクに

過去、税理士事務所の倒産は半年で、概ね1~2件にとどまっていた。景気状況に相関せず、倒産と無縁の税理士業界だったが、2026年上半期(1-6月)はすでに4件発生した。

3

  • TSRデータインサイト

エブリライブの元従業員、「突然の解雇」に困惑

6月初旬から連絡が取りにくくなっているライブ配信のエブリライブ(株)(東京都港区)が、同時期に大半の従業員を解雇していたことがわかった。  解雇を通知の際、エブリライブ側は従業員に「破産予定のため」と説明したという。解雇された元従業員が東京商工リサーチの取材に応じた。

4

  • TSRデータインサイト

2026年上半期「医療機関」倒産 増勢続く 上半期で2番目の38件、「後継者難」は最多

医療機関の倒産が止まらない。2026年上半期(1-6月)に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院などの「医療機関」は、38件(前年同期比15.1%増)と大幅に増加した。上半期では、2006年以降の20年間で、2024年と2025年の33件を上回り、2009年の39件に次ぐ2番目の高水準となった。

5

  • TSRデータインサイト

愛媛県のいよぎんHDと愛媛銀が経営統合へ  メインバンク取引社数 金融Gでは国内21位に

愛媛県内にある企業のメインバンクシェア57.5%(県内メインバンク取引社数1万966社)の伊予銀行を傘下に持ついよぎんホールディングスと、県内2位で18.5%(同3,542社)の愛媛銀行が、7月24日開催の取締役会で経営統合を付議することを発表した。

TOPへ