• TSRデータインサイト

SBIソーシャルレンディング 貸付先に懸案事項、第三者委員会を設置

 SBIホールディングス(株)(TSR企業コード:293749795、東京都港区、東証1部)は2月5日、グループ会社で手掛けている「ソーシャルレンディング」の貸付先の事業運営に重大な懸案事項が生じている可能性があるとして、第三者委員会の設置を発表した。
 第三者委員会の設置を決議したのは、SBIソーシャルレンディング(株)(TSR企業コード:297322095、東京都港区)。SBIホールディングスの担当者は東京商工リサーチの取材に対し、「貸付先をモニタリングしているなかで、本件が判明した」と説明。貸付先の社名や懸案事項の内容などは明らかにしなかった。
 ソーシャルレンディングは、一般投資家と資金ニーズのある企業をつなぐ新しい資金調達の仕組み。10%前後の利回り商品もあり、投資家から注目を集めている。SBIソーシャルレンディングは、2021年1月末現在で融資残高434億円、投資家の登録は6万人を超えている業界大手。太陽光発電や不動産担保ローン向けのファンドを組成している。


(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2021年2月9日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSRデータインサイト ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

政策金利引き上げ 「1年は現状維持」が59.6% すでに「上昇」が52.0%、借入金利は上昇局面に

企業の59.6%が、これ以上の政策金利の引き上げに「待った!」を希望していることがわかった。今後の望ましい政策金利の引き上げ時期は、「向こう1年は現状維持」が59.6%で最多だった。「引き下げ」も23.6%あり、企業経営の観点では利上げを望む声は少数(16.6%)にとどまった。

2

  • TSRデータインサイト

中小企業の12.2%が事業資金を個人名義で調達 保証債務に上乗せ負担、債務整理や廃業を複雑に

事業資金を代表者名義で調達したことのある中小企業は12.2%に達することがわかった。政府や金融界は「経営者保証ガイドライン」(適用開始2014年2月)や「事業再生ガイドライン」(同2022年4月)などを通じ、企業が抱える債務を整理する際に個人保証が足かせにならないよう取り組んでいる。

3

  • TSRデータインサイト

2025年「早期・希望退職募集」は 1万7,875人 、リーマン・ショック以降で3番目の高水準に

2025年の「早期・希望退職募集」が判明した上場企業は43社(前年57社)で、募集人数は1万7,875人(同78.5%増)に達したことがわかった。

4

  • TSRデータインサイト

2025年7-9月の客室単価 1万6,975円 稼働率80%超え 人手不足の解消が課題

ホテル運営の上場12社(13ブランド)の2025年7-9月期の平均客室単価は、1万6,975円(前年同期比8.9%増)で前年同期を上回った。7-9月期で、13ブランドの平均が前年を上回るのは3年連続。平均稼働率は83.9%で前年同期を2.9ポイント上回り、 稼働率も3年連続で上昇している。

5

  • TSRデータインサイト

【最新決算】 私立大学、半数以上が赤字に転落 売上高トップは順天堂、利益トップは帝京大学

全国の私立大学を経営する545法人のうち、半数を超える287法人が直近の2025年3月期決算で赤字だったことがわかった。  

TOPへ