• TSRデータインサイト

不正アクセスで情報流出のカプコン、流出の可能性は最大39万人に拡大

 不正アクセスによる情報流出を調査している(株)カプコン(TSR企業コード:570639956、大阪市中央区、東証1部)は1月12日、新たに取引先や退職者、社員などの個人情報の流出を確認し、11月の公表時の9人から大幅に増え、累計1万6415人になったと公表した。また、約5万8000人の個人情報も新たに流出の可能性を確認。流出した可能性がある情報は最大約39万人に拡大した。
 新たに流出を確認した個人情報は1万6406人で、昨年11月に公表した9人から大幅に増えた。内訳は、取引先が3248人、退職者などが9164人、社員などが3994人。
 また、採用応募者約5万8000人の氏名や住所、電話番号のうち1つ以上が流出した可能性がある。
 カプコンによると、ネット販売等における決済は全て外部委託のため、クレジットカード情報を保有していない。また、ゲームプレイのインターネット接続やダウンロードでの購入は、今回攻撃を受けたシステムではないため、顧客に被害が及ぶことはないという。
 今後の対応として、日本や米国の警察当局と連携するほか、大手セキュリティベンダ等の協力で調査を進め、外部専門家による「セキュリティ監督委員会」の発足に向け準備している。なお、社内システムはおおむね復旧し、業務は平常化しているとしている。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

ハウスメーカーの倒産、26年上半期9割増の衝撃 ~ 踏み切れない抜本再生、施主の権利保護も重要 ~

コスト高や人手不足などでハウスメーカー(木造建築工事業)の倒産が急増している。2026年上半期(1-6月)は118件発生し、前年同期から約9割増えた。

2

  • TSRデータインサイト

倒産と無縁の税理士業界に異変、2026年上半期は4件発生 粉飾は詐欺罪も、コンプラ違反と健康問題がリスクに

過去、税理士事務所の倒産は半年で、概ね1~2件にとどまっていた。景気状況に相関せず、倒産と無縁の税理士業界だったが、2026年上半期(1-6月)はすでに4件発生した。

3

  • TSRデータインサイト

エブリライブの元従業員、「突然の解雇」に困惑

6月初旬から連絡が取りにくくなっているライブ配信のエブリライブ(株)(東京都港区)が、同時期に大半の従業員を解雇していたことがわかった。  解雇を通知の際、エブリライブ側は従業員に「破産予定のため」と説明したという。解雇された元従業員が東京商工リサーチの取材に応じた。

4

  • TSRデータインサイト

2026年上半期「医療機関」倒産 増勢続く 上半期で2番目の38件、「後継者難」は最多

医療機関の倒産が止まらない。2026年上半期(1-6月)に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院などの「医療機関」は、38件(前年同期比15.1%増)と大幅に増加した。上半期では、2006年以降の20年間で、2024年と2025年の33件を上回り、2009年の39件に次ぐ2番目の高水準となった。

5

  • TSRデータインサイト

愛媛県のいよぎんHDと愛媛銀が経営統合へ  メインバンク取引社数 金融Gでは国内21位に

愛媛県内にある企業のメインバンクシェア57.5%(県内メインバンク取引社数1万966社)の伊予銀行を傘下に持ついよぎんホールディングスと、県内2位で18.5%(同3,542社)の愛媛銀行が、7月24日開催の取締役会で経営統合を付議することを発表した。

TOPへ