• TSRデータインサイト

サンマルクHD 新型コロナで上場後初の赤字の見通し

 「サンマルクカフェ」などを運営する飲食大手の(株)サンマルクホールディングス(TSR企業コード:710143524、岡山市北区、東証1部)は11月12日、2021年3月期(連結)が67億7,300万円の赤字になる見込みだと発表した。新型コロナが影響し、減損損失など32億1,700万円の特別損失が響き、2006年の上場後、初の赤字を計上する見通し。

2021年3月期通期(連結)の業績予想は、売上高449億9,700万円(前年比34.7%減)、営業利益35億2,800万円の赤字、純利益67億7,300万円の赤字。上場以降、黒字経営を続け、2017年3月期には過去最高益となる当期純利益44億2,400万円を計上したが、その後は減益が続き、新型コロナで初めて赤字に転落する見込みだ。

同日発表した2020年4-9月の連結決算は、売上高182億9,100万円(前年同期比49.0%減)、営業利益31億2,200万円の赤字、純利益58億2,700万円の赤字と減収赤字計上だった。

サンマルク②

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

破産の全東信、20年前から粉飾決算か=600億円超の債務超過のおそれ

決済代行を手掛けていた(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪市中央区)の破産劇の裏側がわかってきた。東京商工リサーチ(TSR)の取材で、業績悪化を隠すために、多額の預金の架空計上に手を染めていた実態がみえてきた。

2

  • TSRデータインサイト

全東信の破産、焦付不可避と機会損失 ~外食団体、「セーフティネット保証1号」適用を要請~

クレジットカード決済代行を手掛けていた(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪市中央区)の破産の余波が広がっている。7月6日に負債1,259億円(2025年3月期決算時点)を抱え、大阪地裁から破産開始決定を受けて以降、取引金融機関が取り立て不能等を次々と開示している。

3

  • TSRデータインサイト

全東信の粉飾、資本と営業権と不動産から読み解く

大手決済代行の(株)全東信の粉飾は見抜けたのか。破産したいま、過去の決算書を基に違和感を指摘するのは難しくない。預金残高の水増しや債権の架空計上など、全東信はありきたりの手口に手を染めていた。

4

  • TSRデータインサイト

準自己破産の全東信、近畿産業信組が219億円貸出

大手決済代行の(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪府)の資金調達先が東京商工リサーチ(TSR)の取材で判明した。

5

  • TSRデータインサイト

止まらない建設業の倒産、職別工事が総合工事を抜く ~ 施工力が「希少資源」、動き始めた内製化 ~

2025年の建設業の倒産は、2,014件(前年比4.6%増)で、4年連続で前年を上回り、2013年(2,421件)以来、12年ぶりに2,000件を超えた。 コロナ禍の2021年に1,065件と2000年以降では最少を記録。その後は増勢に転じ、わずか4年で約2倍に増加した。

TOPへ