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任天堂 「Nintendo Switch」好調で上方修正、12年ぶりに過去最高の純利益を更新へ

 任天堂(株)(TSR企業コード:641056370、京都市南区、東証1部)は11月5日、2021年3月期連結の業績予想を上方修正し、過去最高の純利益を更新する見通しになったと発表した。これまでの最高は、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」や「Wii」が好調だった2009年3月期で、12年ぶりに上回る見込みだ。

2021年3月期の連結業績予想は、売上高1兆4000億円(前年比7.0%増)、営業利益4500億円(同27.7%増)、純利益3000億円(16.0%増)に上方修正した。「Nintendo Switch」は、新型コロナウイルスの影響で一部の部品調達に支障が出ていたが、期中に生産が回復。「あつまれ どうぶつの森」などソフト販売も好調だった。

過去最高だった2009年3月期の連結純利益2790億8900万円を12年ぶりに上回る見通しだ。

同日、2020年4-9月の連結決算を発表し、中間決算も過去最高の純利益を記録。2020年4-9月の連結決算は、売上高7695億2400万円(前年同期比73.3%増)、営業利益2914億2400万円(同209.3%増)、純利益2131億2300万円(同243.6%増)と増収増益だった。

任天堂の通期業績推移

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