• TSRデータインサイト

「為替」関連倒産(7月度速報値)

 2020年7月のドル円相場は、米国経済の低迷が長期化する懸念や実質金利の低下を背景に、一時、1ドル=104円台前半まで下落した。「新型コロナウイルス」の感染再拡大も懸念され、景気回復の出口が見えづらい状況では、ドル相場の低迷が続く見方もある。
 こうしたなか、7月の「円安」関連倒産(速報値)は、3カ月連続で発生がなかった(前年同月ゼロ)。3カ月連続で発生しなかったのは、2019年2-4月以来。また、「円高」関連倒産(速報値)は、2カ月連続で発生がなかった(同ゼロ)。「円安」、「円高」ともに2カ月連続で発生がなかった。
 東京商工リサーチが7月30日に発表した「東証1部、2部上場メーカー129社の2021年3月期決算想定為替レート調査」では、約7割(89社)が開示していない。また、開示した40社では、1ドル=105円の設定が過半数(21社)を占めた。このため、ドル安円高が継続した場合、多くのメーカーに為替差損が発生する可能性をはらんでいる。

円安

円高

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

不動産業から見た全国の「活気のある街」 活性度トップは東京都中央区、福岡など地方都市も健闘

東京商工リサーチが保有する企業データベースや行政の発表する統計資料から6つの項目に基づいて、エリア別の不動産業「活性度ポイント」を算出した。その結果、再び都心回帰の動きが出てきた一方で、地方の穴場でも活性化に向かう地域があることがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

2025年 全国160万5,166社の“メインバンク“調査

全国160万5,166社の“メインバンク”は、三菱UFJ銀行(12万7,264社)が13年連続トップだった。2位は三井住友銀行(10万1,697社)、3位はみずほ銀行(8万840社)で、メガバンク3行が上位を占めた。

3

  • TSRデータインサイト

ミュゼ破産で浮き彫り、勝者なき脱毛サロンの消耗戦 ~ 整備されぬ「利用者・従業員保護の枠組み」 ~

脱毛サロン最大手の「ミュゼプラチナム」を運営していたMPH(株)が8月18日、東京地裁から破産開始決定を受けた。MPHの破産は負債総額約260億円、被害者(契約者)は120万人を超え、社会問題化している。

4

  • TSRデータインサイト

破産開始決定のMPH、「抗告など対抗せず」

8月18日に東京地裁より破産開始決定を受けたMPH(株)(TSRコード:036547190)の幹部は20日、東京商工リサーチの取材に応じ、「破産開始決定に対しての抗告などはしない予定」とコメントした。

5

  • TSRデータインサイト

『生成AI』 活用は企業の25%にとどまる  「業務効率化」が9割超、専門人材不足がネック

幅広いビジネスシーンで注目される生成AIだが、その活用を推進している企業は25.2%(6,645社中、1,679社)にとどまることがわかった。

TOPへ