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「為替」関連倒産(6月度速報値)

 2020年6月のドル円相場は、106円台から107円台のレンジで推移した。世界各国で「新型コロナウイルス」への警戒が緩み、打ち出された経済回復策への期待から株価が回復したタイミングでは、リスク選好からドル安へ向かい106円を下回った。しかし、その後の「新型コロナウイルス」第2波を警戒した株安に伴い、ドル需要が高まると107円台に戻した。
 こうしたなか、6月の「円安」関連倒産(速報値)は、2カ月連続で発生がなかった(前年同月2件)。また、「円高」関連倒産(速報値)は、2カ月ぶりに発生がなかった(同ゼロ)。「円安」、「円高」ともに発生がなかったのは、2019年12月以来、6カ月ぶり。
 2020年上半期(1-6月)の累計では、「円安」関連倒産が4件(前年同期比±ゼロ、前年同期4件)、「円高」関連倒産が1件(同±ゼロ、同1件)だった。

円安

円高

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