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「為替」関連倒産(5月度速報値)

 2020年5月のドル円相場は、107円台を中心にもみ合いが続いた。米長期金利に変化がなく、米中関係が一段と緊張するリスクと、米企業の経済活動再開本格化への期待感が拮抗した形だ。
 こうしたなか、5月の「円安」関連倒産(速報値)は、今年に入って初めて発生がなかった(前年同月1件)。
 「円高」関連倒産(速報値)は、16カ月ぶりに1件(前年同月ゼロ)発生した。大東海運産業(株)(TSR企業コード:940015013、法人番号:9340001002548、鹿児島市)は、大型船舶の船主業を手掛けていた。台湾航路の鋼材海運に強みを持ち、ピーク時はオペレーション業務も含めて常時20隻前後を運航していた。しかし、2008年以降の円高、燃油価格の高止まり、為替デリバティブ取引での損失などで多額の赤字を抱え、2019年5月期末の債務超過は約57億円に及んでいた。こうしたなか、2019年12月27日に株主総会の決議によって解散し、2020年5月1日には特別清算開始決定を受けた。

円安

円高

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