• TSRデータインサイト

政府系金融機関と信用保証協会が支援業種を見直し、パチンコ店などにも拡大へ

 経済産業省は、日本政策金融公庫や商工組合中央金庫などの政府系金融機関と信用保証協会の融資・保証の対象を、これまで対象外だった「パチンコ店」、「場外馬券売場」などにも拡大する方針を固めたことがわかった。関係者が東京商工リサーチ(TSR)の取材に明らかにした。
 4月24日、経産省は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、中小企業の資金繰り支援措置の対象事業者を拡大する方針を公表。5月1日、「セーフティネット保証5号」では全業種への指定変更を発表していた。これまで農業・金融業、医療業、公序良俗に反するものなど、所定の対象外業種に属さない事業者を対象にしていた。
 今回、政府系金融機関と信用保証協会の融資・保証の対象見直しは、「パチンコ店」や「場外車券売場」、「場外馬券売場」、「場外舟券売場」などに拡大する方針で、「キャバクラ」なども対象に含まれる可能性がある。
 見直し後の運用開始は最終調整を経て、経産省が近日中に発表する予定だ。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

「リファラル採用」 企業の半数に広がる 定着率はリファラルが新卒、転職エージェントを上回る

東京商工リサーチは、採用に関する企業向けアンケート調査を実施した。人手不足やAI・DXの普及で転職市場の活況が続き、近年はリファラルやアルムナイ採用も広がっている。特に、リファラル採用は、転職エージェントの紹介より従業員の定着率が高いと考える企業が多いことがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

大手ホテル好調 客室単価と稼働率が同時上昇 客室単価はコロナ禍の2倍超、稼働率は83.3%

インバウンド需要と国内旅行の復活で、大手ホテルの客室単価と稼働率が、コロナ禍以降で最高を更新した。 ホテル運営の上場12社(13ブランド)の2025年度の客室単価は、1万7,818円(前年度比8.6%増)で前年度より1,424円上昇した。稼働率は83.3%(前年度82.3%)で、高水準を維持した。

3

  • TSRデータインサイト

経営責任を取る事業再生、ジュピターコーヒーは黒字化へ ~ ネクスト・キャピタル・パートナーズ 単独インタビュー ~

2025年度の企業倒産は1万505件(前年度比3.5%増)で、2年続けて1万件を超えた。 こうしたなか、20年を超すファンド運営で事業再生を数多く手掛けてきたのがネクスト・キャピタル・パートナーズ(株)だ。浅野晃司・取締役執行役員に特色や取り組みを聞いた。

4

  • TSRデータインサイト

企業の7.8%で退職金「増額・導入」  「減額・廃止」企業は月給などへ、資産形成は自己責任

これまで「年功序列」や「終身雇用」が前提の日本の会社では、長く勤め上げてまとまった退職金を受け取ることが一般的だった。だが、東京商工リサーチ(TSR)のアンケート調査で、2023年以降の退職金制度は「増額・導入」が7.8%に対し、「減額・廃止」は1.9%だった。

5

  • TSRデータインサイト

サッカーW杯 日本代表を支える40社 売上1兆円以上8社 設立10年未満も

2026年6月11日、米国・カナダ・メキシコの3カ国共催で、史上最大規模のFIFAワールドカップが開幕する。5月15日、日本代表メンバー26名も発表され、関心が集まるなか、スポンサーシップやパートナーシップなど、サッカー日本代表・日本サッカー協会を支援する企業40社を調査した。

TOPへ