• TSRデータインサイト

「為替」関連倒産(11月度速報値)

 11月の外国為替市場での円相場は、米国のGDP速報など経済指標が予想を上回ったことで、リスク選好的な株高・ドル高が進み、1ドル109円台半ばまで円安が進んだ。
 そのようななか、速報値(11月29日現在)ながら11月の「円安」関連倒産は1件((株)エル・エム・エス、TSR企業コード:292272499、東京都、理化学、医療機器販売ほか)で、2カ月ぶりに発生した(前年同月同数)。また、「円高」関連倒産は10カ月連続で発生がなかった(同ゼロ)。
 2019年累計(1-11月)では、「円安」関連倒産が6件(前年同期比57.1%減、前年同期14件)、「円高」関連倒産が1件(同66.6%減、同3件)で、ともに大幅な減少推移を辿っている。

円安関連倒産月次推移

円高関連倒産月次推移

あわせて読みたい記事

2026/06/24
「想定為替レート」 平均1ドル=151.4円 調査開始の2011年以降、初めて対ドル150円を突破
2026/06/23
2025年「結婚式場」の業績は二極化 減収企業は1.7倍、明暗分かれる
2026/06/22
2027年3月期「期初予想非開示」65社 ナフサなどの調達不安から、最多は「化学」

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

「リファラル採用」 企業の半数に広がる 定着率はリファラルが新卒、転職エージェントを上回る

東京商工リサーチは、採用に関する企業向けアンケート調査を実施した。人手不足やAI・DXの普及で転職市場の活況が続き、近年はリファラルやアルムナイ採用も広がっている。特に、リファラル採用は、転職エージェントの紹介より従業員の定着率が高いと考える企業が多いことがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

大手ホテル好調 客室単価と稼働率が同時上昇 客室単価はコロナ禍の2倍超、稼働率は83.3%

インバウンド需要と国内旅行の復活で、大手ホテルの客室単価と稼働率が、コロナ禍以降で最高を更新した。 ホテル運営の上場12社(13ブランド)の2025年度の客室単価は、1万7,818円(前年度比8.6%増)で前年度より1,424円上昇した。稼働率は83.3%(前年度82.3%)で、高水準を維持した。

3

  • TSRデータインサイト

経営責任を取る事業再生、ジュピターコーヒーは黒字化へ ~ ネクスト・キャピタル・パートナーズ 単独インタビュー ~

2025年度の企業倒産は1万505件(前年度比3.5%増)で、2年続けて1万件を超えた。 こうしたなか、20年を超すファンド運営で事業再生を数多く手掛けてきたのがネクスト・キャピタル・パートナーズ(株)だ。浅野晃司・取締役執行役員に特色や取り組みを聞いた。

4

  • TSRデータインサイト

企業の7.8%で退職金「増額・導入」  「減額・廃止」企業は月給などへ、資産形成は自己責任

これまで「年功序列」や「終身雇用」が前提の日本の会社では、長く勤め上げてまとまった退職金を受け取ることが一般的だった。だが、東京商工リサーチ(TSR)のアンケート調査で、2023年以降の退職金制度は「増額・導入」が7.8%に対し、「減額・廃止」は1.9%だった。

5

  • TSRデータインサイト

サッカーW杯 日本代表を支える40社 売上1兆円以上8社 設立10年未満も

2026年6月11日、米国・カナダ・メキシコの3カ国共催で、史上最大規模のFIFAワールドカップが開幕する。5月15日、日本代表メンバー26名も発表され、関心が集まるなか、スポンサーシップやパートナーシップなど、サッカー日本代表・日本サッカー協会を支援する企業40社を調査した。

TOPへ