• TSRデータインサイト

TATERU、宅建業法に基づく7日間の業務停止命令

融資書類の改ざん問題で揺れる(株)TATERU(TSR企業コード:872098940、渋谷区、東証1部)に対し、国土交通省関東地方整備局は6月28日、宅地建物取引業法における業務停止命令を出した。業務停止処分は宅建業法にかかる全部の業務で、期間は2019年7月12日から7月18日までの7日間。

 TATERUは業務停止命令の処分を受けて同日、「2018年12月に公表した再発防止策の徹底を、全社を挙げて進めている。この度の処分を真摯に受け止め、引き続き信頼の回復に努める」と発表。TATERUの担当者は、東京商工リサーチの取材に対し「業務停止処分以外の業務は、停止期間中も通常通り行う予定」とコメントした。
6月21日、TATERUの古木大咲社長は関東地方整備局による宅建業法に基づく聴聞に出席。336件の不動産契約で、営業本部長ら31名が金融機関に提出した融資書類を改ざんしていたことを認めていた。なお、聴聞会ではTATERUの代理人弁護士が、「業務停止命令の処分は重い」として指示処分を求めていた。


 TSR情報とは

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSRデータインサイト ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

政策金利引き上げ 「1年は現状維持」が59.6% すでに「上昇」が52.0%、借入金利は上昇局面に

企業の59.6%が、これ以上の政策金利の引き上げに「待った!」を希望していることがわかった。今後の望ましい政策金利の引き上げ時期は、「向こう1年は現状維持」が59.6%で最多だった。「引き下げ」も23.6%あり、企業経営の観点では利上げを望む声は少数(16.6%)にとどまった。

2

  • TSRデータインサイト

中小企業の12.2%が事業資金を個人名義で調達 保証債務に上乗せ負担、債務整理や廃業を複雑に

事業資金を代表者名義で調達したことのある中小企業は12.2%に達することがわかった。政府や金融界は「経営者保証ガイドライン」(適用開始2014年2月)や「事業再生ガイドライン」(同2022年4月)などを通じ、企業が抱える債務を整理する際に個人保証が足かせにならないよう取り組んでいる。

3

  • TSRデータインサイト

2025年「早期・希望退職募集」は 1万7,875人 、リーマン・ショック以降で3番目の高水準に

2025年の「早期・希望退職募集」が判明した上場企業は43社(前年57社)で、募集人数は1万7,875人(同78.5%増)に達したことがわかった。

4

  • TSRデータインサイト

2025年7-9月の客室単価 1万6,975円 稼働率80%超え 人手不足の解消が課題

ホテル運営の上場12社(13ブランド)の2025年7-9月期の平均客室単価は、1万6,975円(前年同期比8.9%増)で前年同期を上回った。7-9月期で、13ブランドの平均が前年を上回るのは3年連続。平均稼働率は83.9%で前年同期を2.9ポイント上回り、 稼働率も3年連続で上昇している。

5

  • TSRデータインサイト

【最新決算】 私立大学、半数以上が赤字に転落 売上高トップは順天堂、利益トップは帝京大学

全国の私立大学を経営する545法人のうち、半数を超える287法人が直近の2025年3月期決算で赤字だったことがわかった。  

TOPへ