大塚家具、中国の家具小売の居然之家(イージーホーム)と業務提携、資本提携も検討
イージーホームは、中国で200店舗以上を展開する家具小売の大手の一つ。大塚家具はイージーホームへの家具販売などで中国市場に進出、ブランド力を生かした営業戦略で業績回復を見込む。
大塚家具は2018年12月期も赤字見通しで、2018年9月末の現預金は22億8,894万円と2015年12月時点に比べて約90億円減少し、抜本的な立て直しが急務になっていた。
今後、資本提携にまで踏み切ると大塚家具の財務基盤の改善に弾みがつきそうだ。だが、大塚久美子社長と父、大塚勝久氏との親子対決に加え、長引く業績不振で顧客の信頼は失墜しており、今回の業務提携の内容がどの程度のインパクトを持つか注目される。
同日、配当予想を修正し、2018年12月期を無配とすることを発表した。