• TSRデータインサイト

ケフィア事業振興会、グループ16社破産 さらに1社が破産の可能性

 会員向けに「柿」などのオーナー制度で資金を集めていた(株)ケフィア事業振興会(TSR企業コード:298080745、東京都)など、ケフィアグループの破産は合計16社となった。16社の負債合計は債権者3万7,137名に対して1,245億3,037万円。このうち会員は債権者3万6,604名に対して1,043億1,398万円と大半が会員向けだった。
関係者の取材によれば、残る数十社のケフィアグループの破産をすべて申請するわけではなく、残り「1社」を破産するかを検討しているという。また、16社のケフィアグループの破産申請代理人は、ケフィア事業振興会など破産した16社のうち13社の代表を務めている鏑木秀彌氏の個人破産について「受任していない」とコメントした。
鏑木秀彌氏の息子で鏑木武弥氏が代表を務めるかぶちゃん農園(株)(TSR企業コード:296009326、長野県)は事業継続に意欲をみせており、破産管財人やケフィアグループ被害対策弁護団は鏑木秀彌氏や鏑木武弥氏が経営する企業への責任を追及していくとみられる。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2018年9月19日号に掲載予定「SPOT情報」を再編集)

 TSR情報とは

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSRデータインサイト ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

政策金利引き上げ 「1年は現状維持」が59.6% すでに「上昇」が52.0%、借入金利は上昇局面に

企業の59.6%が、これ以上の政策金利の引き上げに「待った!」を希望していることがわかった。今後の望ましい政策金利の引き上げ時期は、「向こう1年は現状維持」が59.6%で最多だった。「引き下げ」も23.6%あり、企業経営の観点では利上げを望む声は少数(16.6%)にとどまった。

2

  • TSRデータインサイト

中小企業の12.2%が事業資金を個人名義で調達 保証債務に上乗せ負担、債務整理や廃業を複雑に

事業資金を代表者名義で調達したことのある中小企業は12.2%に達することがわかった。政府や金融界は「経営者保証ガイドライン」(適用開始2014年2月)や「事業再生ガイドライン」(同2022年4月)などを通じ、企業が抱える債務を整理する際に個人保証が足かせにならないよう取り組んでいる。

3

  • TSRデータインサイト

2025年「早期・希望退職募集」は 1万7,875人 、リーマン・ショック以降で3番目の高水準に

2025年の「早期・希望退職募集」が判明した上場企業は43社(前年57社)で、募集人数は1万7,875人(同78.5%増)に達したことがわかった。

4

  • TSRデータインサイト

2025年7-9月の客室単価 1万6,975円 稼働率80%超え 人手不足の解消が課題

ホテル運営の上場12社(13ブランド)の2025年7-9月期の平均客室単価は、1万6,975円(前年同期比8.9%増)で前年同期を上回った。7-9月期で、13ブランドの平均が前年を上回るのは3年連続。平均稼働率は83.9%で前年同期を2.9ポイント上回り、 稼働率も3年連続で上昇している。

5

  • TSRデータインサイト

【最新決算】 私立大学、半数以上が赤字に転落 売上高トップは順天堂、利益トップは帝京大学

全国の私立大学を経営する545法人のうち、半数を超える287法人が直近の2025年3月期決算で赤字だったことがわかった。  

TOPへ