• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

ミニアパートのオーナーがガヤルドを提訴へ

 ミニアパートのサブリースを展開する(株)ガヤルド(TSR企業コード:294701176)に対し、一部のアパートオーナーが損害賠償を求めて提訴を検討していることがわかった。
ガヤルドは、2003年6月に設立。「テラス」ブランドで木造ミニアパートの建築、サブリースを手掛けている。大半のオーナーは、ガヤルドと土地の売買契約を結んだ上で、ガヤルドが斡旋する業者と建築工事の契約を締結している。しかし、土地と建築代金の一部を支払ったにもかかわらず、工事がストップするケースが相次いでいる。
7月12日までに、足立格弁護士(村田・若槻法律事務所、電話03-3263-0480)と池田大介弁護士(東雲総合法律事務所)がオーナー5名から受任した。早ければ、7月20日にも東京地裁へ提訴する方針。
オーナー代理人の池田弁護士は東京商工リサーチの取材に対し、「既に大きな問題となっているスマートデイズと違い、ガヤルドはほとんどの案件でアパートの建築すらされておらず悪質だ」とコメント。裁判を通じて、ガヤルドの責任や資金の流れを追及する方針だ。

ガヤルドの本社入口(5月撮影、既に退去)

ガヤルドの本社入口(5月撮影、既に退去)

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2018年7月13日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)


 TSR情報とは

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

「鳶工事業」が苦境、倒産が過去最多ペース ~ 16年ぶり100件超、職人不足とコスト対応がネック ~

「建設現場の花形」と言われる鳶職人の世界に逆風が吹く。足場から鉄骨、支柱工事など建設現場で欠かせないが、倒産が過去最多ペースだ。有効求人倍率は7.94倍と深刻な人材難の鳶業界にあって採用難と高い技能、経験が若者の育成に足かせになっている。鳶工事業の倒産を分析した

2

  • TSRデータインサイト

「渋谷区」が倒産最多、2年連続も視野 ~ 倒産企業の半数が業歴10年超、新設法人は伸び鈍化 ~

街の主役は若者から大人へ。再開発で変貌を遂げる「シブヤ」に異変が生じている。 渋谷区に本社を構える企業倒産(1-8月)は、全国の市区郡別で最多の123件に達した。昨年(2025年1-12月)は161件で2007年以来、18年ぶり全国ワーストだった

3

  • TSRデータインサイト

2025年度の書店の利益、前年度の4.6倍に拡大 黒字企業が7割も、「増収増益」は13.4%

「本離れ」が言われて久しいが、書店経営が回復に転じた。全国の主な書店304社の2025年度の売上高合計は、6,121億4,000万円(前年度比1.6%増)、利益合計は40億2,600万円(同365.4%増)で、売上高は微増だったが、利益は前年度の4.6倍に急回復した。

4

  • TSRデータインサイト

翻訳業が苦境、利益は3年で7割減 ~ AIと競合で破産したケースも ~

AIが翻訳業界にドラスティックな変化を迫っている。日進月歩で精度が向上するなか、言語間の壁が低くなっている。この余波が翻訳業界に広がり、業績は3期連続で減収減益に追い込まれた。

5

  • TSRデータインサイト

「畳製造業」 伝統産業に忍び寄る市場変化と後継問題 売上は3年連続で低迷、業歴100年超の老舗が2割超

9月24日は「畳の日」。全国畳産業振興会が4月29日と9月24日の年2回定めている。日本の住文化の伝統を引き継ぐ畳のすばらしさをアピールすることが目的だが、畳製造業が長期低迷に陥っている。 全国の主な「畳製造業」256社の2025年度の売上高合計は402億7,700万円(前年度比1.3%減)だった

TOPへ