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2018年3月期決算「役員報酬 1億円以上開示企業」調査(6月29日17時現在)

 2018年3月期の有価証券報告書の提出がほぼ終了した。6月29日17時までに上場企業2,413社の有価証券報告書が確認された。29日に報酬額が1億円以上の役員を開示したのは、「シェアハウス関連融資」問題で揺れるスルガ銀行、米国ゼロックス買収計画が大株主らの反対で暗礁に乗り上げている富士フイルムホールディングスなど32社。
 これまでに個別開示は240社、538人となり、前年(223社、466人)を大幅に上回り、過去最高となった。
 2018年3月期の役員報酬額では、ソニーの平井一夫前社長の27億1,300万円(前年9億1,400万円)が最高で、歴代5番目。開示人数が最も多かった企業は、三菱電機の22人(前年22人)。
 2018年3月期決算の個別開示は好業績を大きく反映した格好となった。
※役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。

【6月29日17時現在集計】
個別報酬額 ソニーの平井前社長が27億1,300万円で最高

 2018年3月期の有価証券報告書で役員報酬が1億円以上の個別開示を行ったのは240社、538人と、過去最高を更新した。
 役員報酬の最高額は、ソニーの平井一夫前社長(現会長)で27億1,300万円(前年9億1,400万円)。2位がソフトバンクグループのロナルド・フィッシャー副会長の20億1,500万円(前年24億2,700万円)、3位がマルセロ・クラウレ副社長COOの13億8,200万円(前年開示なし)と続く。
 29日には、「シェアハウス関連融資」問題で揺れるスルガ銀行では岡野光喜会長(報酬額1億9,700万円)など3人が報酬額1億円以上で開示となった。
 開示された538人のうち、報酬額が前年を上回ったのは274人で、全体の5割(50.9%)を占め、前年開示がなく2018年3月期に開示されたのは169人と、好業績が報酬額に反映されたようだ。

役員報酬ランキング

個別開示人数 三菱電機が4年連続トップの22人開示

 役員報酬が1億円以上を開示した240社(人数538人)のうち、開示人数の最多は三菱電機の22人(前年22人)で、4年連続でトップ。以下、日立製作所の18人(同7人)、ファナック、東京エレクトロンの各10人、ソニー、大和ハウス工業、三菱UFJフィナンシャル・グループが各9人、大和証券グループ本社、三井物産、LIXILグループ、日本精工が各8人と続く。日立製作所は開示人数が前年より11人増と、最も増加人数が多かった。
 240社のうち、開示人数の増加が40社、減少が15社、同数が143社。新規開示は42社だった。

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