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2018年3月期決算「役員報酬 1億円以上開示企業」調査(6月28日17時現在)

 株主総会がピークを迎えた。6月28日17時までに2018年3月期決算の有価証券報告書が確認された上場企業は2,075社に達した。28日に報酬額が1億円以上の役員を開示したのは、超大型買収が話題となった武田薬品工業、界壁問題で注目されるレオパレス21、経営統合に動き出した出光興産など71社。これまでに個別開示は208社、456人となった。
 28日17時までに確認された2018年3月期の役員報酬額では、ソニーの平井一夫前社長の27億1,300万円(前年9億1,400万円)が最高で、歴代5番目。開示人数が最も多かった企業は、三菱電機の22人(前年22人)。
 2018年3月期決算では好業績を公表している企業も多く、業績を反映して開示社数および人数ともに前年(223社・466人)を超えることが確実となった。
※役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。

【6月28日17時現在集計】
個別報酬額 日産のカルロス ゴーン会長は7億3,500万円

 6月28日17時現在、有価証券報告書の提出が確認された2,075社のうち、役員報酬が1億円以上の個別開示は208社、456人となった。
 役員報酬の最高額は、ソニーの平井一夫前社長(現会長)で27億1,300万円(前年9億1,400万円)。2位がソフトバンクグループのロナルド・フィッシャー副会長の20億1,500万円(前年24億2,700万円)、3位がマルセロ・クラウレ副社長COOの13億8,200万円(前年開示なし)と続く。例年、報酬額が注目される日産自動車のカルロス ゴーン会長の報酬額は7億3,500万円と、開示制度が開始された2010年3月期以降、最も低い報酬額となった。ただ、三菱自動車工業でも報酬額2億2,700万円として開示されている。

役員報酬ランキング

個別開示人数 三菱電機が前年同数の22人開示

 役員報酬が1億円以上を開示した208社(人数456人)のうち、開示人数の最多は三菱電機の22人(前年22人)。以下、東京エレクトロンの10人、ソニー、大和ハウス工業、三菱UFJフィナンシャル・グループが各9人、大和証券グループ本社、三井物産、日本精工、 LIXILグループが各8人と続く。
 28日に個別開示が確認された71社のうち、7兆円の超大型買収が話題となった武田薬品工業はクリストフウェバー社長(報酬額12億1,700万円)など4人を開示。また、界壁問題で注目されているレオパレス21は深山英世社長が1億2,500万円の報酬を受け取り、開示制度が開始されてから初めて個別開示を行った。
 これまでに個別開示を行った208社のうち、36社で開示人数が増加、10社が減少、同数は125社。また、前年開示がなく、2018年3月期に個別開示を行ったのは37社。
 開示人数の増加数が最も多かったのは、日本精工、LIXILグループ、飯田グループホールディングスの4人だった。

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