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「為替」関連倒産(9月)

 9月のドル円相場は、概ね1ドル=102円レベルを軸に推移した。米国の早期利上げ観測が後退するなか、9月21日の日銀金融政策決定会合で長短金利操作付きの新型金融緩和の導入で1ドル=102円後半まで動いた。しかし、日銀の政策決定に対する評価が分かれたことや米国の連邦準備制度理事会が利上げを見送ったことで、ドル円相場はその後に100円前半まで円高に振れた。
 為替相場は今年1月以降、「円高・ドル安」が進んできたが、相場関係者の中では円高要因になっていた日本の貿易黒字拡大に鈍化の兆しが出ており、円高局面のピークが近づいているとの声も出ている。

 こうしたなか、2016年9月の「円安」関連倒産は5件(前年同月6件)で2カ月ぶりに前年同月を下回った。また、「円高」関連倒産はゼロで、4カ連続で発生していない。
 円安や円高に関わらず、為替変動の大きな振れはコストアップ要因になり、中小企業の経営に与える影響が大きい。それだけに今後の為替相場の動きには目を離せない。

円安関連倒産月次推移

円高関連倒産月次推移

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