(株)馬上かまぼこ店
馬上かまぼこ店の本社
~仙南地区を代表するかまぼこメーカー~
(株)馬上かまぼこ店(亘理郡)は9月8日、仙台地裁へ破産を申請した。申請代理人は岩渕健彦弁護士(エール法律事務所、仙台市青葉区2-10-26)。
負債総額は債権者約200名に対して約6億円。
1912年、水産物加工を目的に創業した老舗企業。細工かまぼこを主力商品としてきたが、法人化以降は笹かまぼこ商品へシフトし、直営店舗による運営を積極的に推進。1991年5月には、現在地に本社および工場「笹かまの郷」を新設して60台の駐車場を完備した直営店をオープンし、1992年6月期にはピークとなる売上高約9億円を計上した。
しかし、以降は市況低迷による消費不振などを受け、業績は低調に推移。近時は関連会社の合併など組織改編のうえ立て直しを図っていたが、同業他社との競争激化、ロシア・ウクライナ情勢を起因とした物価高騰により原料となる水産物の仕入コスト負担が重く、2025年6月期には売上高が4億730万円にとどまり、6077万円の赤字を計上し、債務超過額が膨らんでいた。
以降も、ナフサ不足の影響なども相まってコスト高の状況が続き、先行き業績好転の見通しが立たないことから、今回の措置となった。
※(株)馬上かまぼこ店(TSRコード:140176527、法人番号:1370801000581、亘理郡亘理町逢隈鹿島字西鹿島62、設立1980(昭和55)年7月、資本金9800万円)