• TSR速報

Xアイコン
facebookアイコン

(株)馬上かまぼこ店

馬上かまぼこ店の本社

馬上かまぼこ店の本社

仙南地区を代表するかまぼこメーカーの(株)馬上かまぼこ店(宮城)が破産申請

 (株)馬上かまぼこ店(亘理郡)は9月8日、仙台地裁へ破産を申請した。申請代理人は岩渕健彦弁護士(エール法律事務所、仙台市青葉区2-10-26)。

 負債総額は債権者約200名に対して約6億円。

 1912年、水産物加工を目的に創業した老舗企業。細工かまぼこを主力商品としてきたが、法人化以降は笹かまぼこ商品へシフトし、直営店舗による運営を積極的に推進。1991年5月には、現在地に本社および工場「笹かまの郷」を新設して60台の駐車場を完備した直営店をオープンし、1992年6月期にはピークとなる売上高約9億円を計上した。

 しかし、以降は市況低迷による消費不振などを受け、業績は低調に推移。近時は関連会社の合併など組織改編のうえ立て直しを図っていたが、同業他社との競争激化、ロシア・ウクライナ情勢を起因とした物価高騰により原料となる水産物の仕入コスト負担が重く、2025年6月期には売上高が4億730万円にとどまり、6077万円の赤字を計上し、債務超過額が膨らんでいた。

 以降も、ナフサ不足の影響なども相まってコスト高の状況が続き、先行き業績好転の見通しが立たないことから、今回の措置となった。

※(株)馬上かまぼこ店(TSRコード:140176527、法人番号:1370801000581、亘理郡亘理町逢隈鹿島字西鹿島62、設立1980(昭和55)年7月、資本金9800万円)

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

新型コロナ破たん、10月は125件発生

 10月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円未満含む)が125件判明し、2020年2月の第1号の発生から累計1万4,825件に達した。2026年は7月にことし最多を記録。その後、8月は一転減少し、以降は150件を下回る状況が続いており、一進一退を繰り返している。

2

  • TSRデータインサイト

AIの脅威が迫る「デザイン業」、上半期の倒産が過去最多 ~ 前年同期比1.9倍、住宅業界の変化も影響 ~

デザイナーの力量を問われる「デザイン業」で倒産(負債1千万円以上)が過去最多を記録した。2026年度上半期(4-9月)の倒産は前年度同期の1.9倍の41件に急増。 1989年以降、初めて40件を超えた。生成AIの活用などで、クライアントの内製化が進むと、さらに倒産の増加が懸念される。

3

  • TSRデータインサイト

改正保険業法のポイント、「実態に即した契約書の修正がカギ」~ 法律事務所あかつき・岡本大毅弁護士インタビュー ~

6月1日、改正保険業法が施行された。保険契約者の保護などが目的で、2016年以来、約10年ぶりの大型改正だ。法改正への対応や保険代理店が陥りやすいトラブルなど、確認が必要なことは今後も多い。保険業界に詳しい、法律事務所あかつき・岡本大毅代表弁護士に注意点などを聞いた。

4

  • TSRデータインサイト

「社長の住む街」 「赤坂」が14年連続で全国トップ 「港区」は住民の6人に1人、 「福岡市中央区」も人気

全国の「社長の住む街」トップは、14年連続で「港区赤坂」の4,709人だった。前年から113人増えた。2位は「新宿区西新宿」の4,038人で、初めて4,000人を突破した。3位は「港区六本木」の3,638人だった。

5

  • TSRデータインサイト

主な「地ビールメーカー」1-8月出荷量は2年連続で増加 ビールメーカーの6割弱が前年割れ、首位は「エチゴビール」

主な地ビールメーカー49社の2026年1-8月の総出荷量は9,093kℓ(前年同期比3.7%増)2年連続で前年を上回った。夏場の酷暑による外出控えや、物価高の影響で消費が抑制され地ビールの出荷量は2024年から2年連続で苦戦を強いられたが、地ビールブームは根強く2026年の出荷量は前年を上回った

TOPへ