• TSR速報

(株)The TCG

「The TCG Shop AKIHABARA 本店」の店舗

「The TCG Shop AKIHABARA 本店」の店舗

 4月16日に事業を停止し、弁護士に破産申請を一任していた(株)The TCG(台東区)は5月1日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には野口徹晴弁護士(須藤綜合法律事務所、千代田区有楽町1-9-4)が選任された。
 負債総額は債権者約200名に対して約4億円が見込まれる。

 トレーディングカードショップ「The TCG Shop AKIHABARA 本店」を経営し、カードの買取・販売を手掛けていた。当店は2026年2月にカードの買取を開始し、3月にオープンしていた。しかし、カードの価格相場の影響で、買取額よりも低い金額での販売を行い、さらに、買取代金の支払原資を確保するため、買取在庫を早期で低価格での販売を行っていたとされ、資金繰りが限界に達し、今回の措置となった。
 
 SNS上では当店へのカード売買に関するトラブルが表面化している。破産管財人は東京商工リサーチの取材に対し「今後、カードや金員の流れなど調査を行っていく」とコメントした。
 
 なお、他のThe TCG Shopの運営会社は、The TCGと資本関係はなく、営業を継続している。

※(株)The TCG(TSRコード:036211303、法人番号:8011701027430、台東区元浅草1-6-12、設立2024(令和6)年7月、資本金100万円)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

【2026年3月期決算】役員報酬額1億円以上の開示 過去最多の934人に 社数も387社で最多を更新 上位5人中、外国人4人

2026年3月期決算の上場企業2,198社のうち6月26日12時までに有価証券報告書の提出を確認できたのは9割(90.7%)の1,995社だった。例年と異なり株主総会前に有価証券報告書を提出する上場企業が増えた。報酬額1億円以上の役員を開示した企業は387社、人数は934人で前年の364社・887人を上回った

2

  • TSRデータインサイト

「想定為替レート」 平均1ドル=151.4円 調査開始の2011年以降、初めて対ドル150円を突破

歴史的な円安が加速する中、主な株式上場メーカー103社の2026年度決算(2027年3月期)の期首ドル想定為替レートは、1ドル=150円が60社(構成比58.2%)と約6割を占めた。 調査を開始した2011年3月期首以降の16年間で、「想定為替レート」がドルに対し最安値を更新し、初めて150円を突破した。

3

  • TSRデータインサイト

東証グロースの海帆、資金繰り悪化が表面化

居酒屋経営などを手掛ける(株)海帆は6月26日、弁済が出来ていない民間企業1社に対する1億993万円の債務を巡り、名古屋地裁から預金の差押命令を受けたと公表した。また、5・6月の社会保険料を滞納しており、日本年金機構から商品代金・預金の差押を受けたと明らかにした。

4

  • TSRデータインサイト

「リファラル採用」 企業の半数に広がる 定着率はリファラルが新卒、転職エージェントを上回る

東京商工リサーチは、採用に関する企業向けアンケート調査を実施した。人手不足やAI・DXの普及で転職市場の活況が続き、近年はリファラルやアルムナイ採用も広がっている。特に、リファラル採用は、転職エージェントの紹介より従業員の定着率が高いと考える企業が多いことがわかった。

5

  • TSRデータインサイト

サッカーW杯 日本代表を支える40社 売上1兆円以上8社 設立10年未満も

2026年6月11日、米国・カナダ・メキシコの3カ国共催で、史上最大規模のFIFAワールドカップが開幕する。5月15日、日本代表メンバー26名も発表され、関心が集まるなか、スポンサーシップやパートナーシップなど、サッカー日本代表・日本サッカー協会を支援する企業40社を調査した。

TOPへ