• TSR速報

タイコウハウス(株)

タイコウハウスの本社

タイコウハウスの本社

 タイコウハウス(株)(豊橋市)は1月14日までに事業を停止し、破産手続きを上野泰好弁護士(上野綜合法律事務所、同市中区栄2-4-18)に一任した。
 負債総額は約29億円。

 一般個人向けの注文住宅の設計・施工を主体とし、分譲住宅、リフォーム工事に加え、官公庁発注工事も手掛けていた。「タイコウハウス」として展示場を有するほか、テレビCMも行うことで知名度を高め、2008年4月期には完工高45億2727万円を計上した。

 しかし、「新型コロナウイルス」感染拡大に伴う商談の停滞や工期遅延に加え、ウッドショックおよび資材価格の急騰が直撃。契約後の仕入価格上昇を販売価格に転嫁できず採算性が急速に悪化するなか、2024年7月期には特別損失の計上もあって17億7136万円の大幅赤字を計上した。
 2025年7月期も特別損失を計上して大幅赤字となり、財務面は大きく毀損。その後の受注も低迷し、金融支援や追加受注による改善も見込めないことから、事業継続を断念し今回の措置となった。

※タイコウハウス(株)(TSRコード:510016626、法人番号:4180301006047、豊橋市舟原町1-1、設立1970(昭和45)年2月、資本金6168万円)

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSR速報 ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

コロナ破たんが3カ月ぶり150件超え 累計1万3,877件に

3月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円未満含む)が162件判明し、2020年2月の第1号の発生から累計1万3,877件に達した。

2

  • TSRデータインサイト

「塗装工事業」の倒産143件 23年ぶり高水準 イラン情勢で塗料価格が急騰、価格転嫁に注目

塗料などの資材高騰に加えて、慢性的な人手不足、顧客の争奪戦などが長引き、塗装工事業者の倒産が急増している。2025年度は143件(前年度比22.2%増)で、過去20年で最多だった。統計を開始した1989年度以降では、2002年度の162件以来、23年ぶりに140件を超えた。

3

  • TSRデータインサイト

退職代行「モームリ」、運営会社の代表変更

退職代行「モームリ」を運営する(株)アルバトロス(TSRコード:694377686、横浜市)は、公式ホームページの代表取締役を変更した。

4

  • TSRデータインサイト

「イタメシ」「韓国料理」など専門料理店の倒産最多 ~ インバウンドの取りこぼしと輸入食材の高騰 ~

イタメシ、韓国料理、フレンチ、タイ料理など専門料理店の倒産が急増している。2025年度(4-3月)の倒産は2月までにバブル期の1988年度以降、最多の85件に達した。

5

  • TSRデータインサイト

2025年度「円安」倒産70件、前年度に次ぐ高水準 卸売業、小売業を中心に、45カ月連続で発生

2025年度(4-3月)の「円安」倒産は、70件(前年度比16.6%減)だった。2022年度以降の円安局面では初めて前年度(84件)を下回ったものの、2022年(36件)の約2倍と高水準が続いている。

TOPへ