• TSR速報

(医)メビア

「戸塚駅前鈴木眼科」などを経営していた(医)メビア(神奈川)が弁護士一任

 (医)メビア(神奈川)は12月31日、事業を停止し、事後処理を鶴田進弁護士(土屋総合法律事務所、東京都中央区銀座1-8-21)へ一任した。
 負債総額は約18億円(2024年3月期決算時点)。

 2010年4月にJR戸塚駅前の商業施設内で「戸塚駅前鈴木眼科」を開院。好立地、年中無休の利便性が評価され、多くの患者を受け入れていた。また、理事長がメディアへも露出して集患していた。

 しかし、人件費や設備費、家賃などのコスト負担も重く、赤字が常態化。2024年3月期は売上高8億482万円を計上したものの8479万円の赤字を計上し、5億8425万円の債務超過に陥っていた。

 2025年5月には「鎌倉小町通り眼科」と「逗子駅前鈴木眼科」の運営法人である(医)慶恭会(TSRコード:352533412、法人番号:6021005008649、鎌倉市)を吸収合併したが、同社も債務超過に陥っていた。以降も経営改善が進まず、2025年12月末をもって閉院した。
 なお、各クリニックの貼り紙には「突然のお知らせとなり、多大なご心配とご迷惑をおかけいたします」と記されている。


※(医)メビア(TSRコード:352880198、法人番号:2020005011468、横浜市戸塚区戸塚町16-1、設立2014(平成26)年3月)

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSR速報 ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

【最新決算】 私立大学、半数以上が赤字に転落 売上高トップは順天堂、利益トップは帝京大学

全国の私立大学を経営する545法人のうち、半数を超える287法人が直近の2025年3月期決算で赤字だったことがわかった。  

2

  • TSRデータインサイト

2025年「介護事業者」の休廃業・解散653件 苦境の「訪問介護」が押し上げ、過去最多を更新

2025年の「介護事業者」は、倒産以外で事業を停止した「休廃業・解散」が653件(前年比6.6%増)に達し、 4年連続で最多を更新した。

3

  • TSRデータインサイト

融資慣行に変化、「事業性融資推進法」が施行目前~ 金融庁・大城健司参事官 単独インタビュー ~

2026年5月「事業性融資の推進等に関する法律(事業性融資推進法)」がスタートする。「企業価値担保権」の導入により、企業の実力や将来性、無形資産を含む事業全体を担保にした融資が可能になる。 事業性融資を推進する背景や想定される課題を金融庁総合政策局の大城健司参事官に聞いた。

4

  • TSRデータインサイト

ジュピターコーヒーに民事再生開始決定、承継店舗が判明

1月5日に東京地裁に民事再生法の適用を申請したジュピターコーヒー(株)(TSRコード:292914610、文京区)は1月13日、同地裁から民事再生開始決定を受けた。また、スポンサーが承継予定の47店舗がわかった。

5

  • TSRデータインサイト

「不動産業」 上位4%の大手がシェア約8割 地価上昇と活発な実需・投資が追い風に

売買を主力とする主な不動産業6,090社の最新期決算(2024年7月期-2025年6月期)は、売上高が17兆3,430億円(前期比7.9%増)と好調だったことがわかった。純利益も1兆3,063億円(同6.8%増)で、純利益率7.5%と高収益を持続。7年間では売上高、利益とも最高を記録した。

TOPへ