• TSR速報

ANA NEO(株)

※画像は実際の企業と関係はありません

※画像は実際の企業と関係はありません

バーチャルトラベルアプリ「ANA GranWhale」展開のANA NEO(東京)が特別清算開始決定

 ANA NEO(株)(東京都港区)は8月25日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は39億8068万円(2025年3月期決算時点)。
 
 ANAホールディングス(株)(東京都港区)などの出資を得て設立。バーチャルトラベルアプリ「ANA GranWhale」を運営していた。同アプリは、2023年6月にサービスをスタートし、スマートフォン上で有名観光地の旅をバーチャル体験できる点を特徴とし、ANAグループと連動してショッピングなどに応じてマイルが貯まるサービスなども展開していた。

 しかし設立以来、利用者の低迷などから採算ベースに乗せられず赤字決算が継続。2024年3月期は15億5446万円の最終赤字を計上していた。こうしたなか、2025年1月16日、これ以上の事業継続が困難と判断し「ANA GranWhale」のサービスを、同年2月28日をもって終了することを発表。
 その後の2025年3月期決算では最終赤字が40億3283万円に膨らみ、大幅な債務超過に転落。5月31日、株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。

 ※ANA NEO(株)(TSRコード:136316786、法人番号:8010401154527、港区新橋1-1-13、設立2020(令和2)年8月)
 ※ANAホールディングス(株)(TSRコード:290096677、法人番号:6010401050876、東京都港区)

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSR速報 ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

「倒産発生率」ワーストは京都府 近畿2府4県がワースト10位内、地域の格差拡大

2025年の「倒産発生率」は0.199%で、2024年から0.005ポイント上昇した。地区別は、ワーストの近畿が0.31%、最低の北海道は0.126%で、最大2.4倍の差があり、地域格差が拡大したことがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

新型コロナ破たん、2カ月連続の150件割れ

2月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円未満含む)が140件判明し、2020年2月の第1号の発生から累計1万3,715件に達した。2026年1月は143件で2022年1月の117件以来、4年ぶりに150件を下回ったが、2月も140件と小康状態が続いている。

3

  • TSRデータインサイト

2025年の株主優待「導入」上場企業は175社 個人株主の取り込みが課題、優待廃止は68社に

2025年に株主優待の導入(再導入を含む)を発表した上場企業は175社だった。一方で、廃止を発表した上場企業は68社だったことがわかった。

4

  • TSRデータインサイト

2026年度の「賃上げ」 実施予定は83.6% 賃上げ率「5%以上」は35.5%と前年度から低下

2026年度に賃上げを予定する企業は83.6%で、5年連続で80%台に乗せる見込みだ。 2025年度の82.0%を1.6ポイント上回った。ただ、賃上げ率は、全体で「5%以上」が35.5%(2025年8月実績値39.6%)、中小企業で「6%以上」が7.2%(同15.2%)と、前年度の実績値から低下した。

5

  • TSRデータインサイト

2025年 上場企業の「監査法人異動」は196社 「中小から中小」が78社、理由のトップは「監査期間」

全国の証券取引所に株式上場する約3,800社のうち、2025年に「監査法人異動」を開示したのは196社(前年比43.0%増、前年137社)だった。

TOPへ