• TSR速報

(株)アスィーナほか3社

アスィーナの本社

アスィーナの本社

不適切会計の疑いが表面化していた

 (株)アスィーナ(渋谷区)と関連3社(同所)は3月19日、東京地裁から破産開始決定を受けた。
 破産管財人には岩波修弁護士(共成法律事務所、港区虎ノ門5-12-8)が選任された。
 負債はアスィーナが17億7730万円(2023年8月期決算時点)、4社合計は22億1065万円。

 当初は損害保険・生命保険の代理店を展開し、1996年8月期の売上高は約5000万円だった。その後、空調機器の販売やモバイル事業、環境エネルギー関連のコンサルティング、抗菌LED機器の販売など、事業を多角化していき、2023年8月期は売上高43億4991万円と業容が拡大していた。

 しかし2024年夏頃、不適切会計の疑いが表面化。信用が低下するなか、動向が注目されていた。

 同時に破産開始決定を受けた3社は以下の通り。
・(株)アスィーナホールディングス(TSRコード:293781400、法人番号:9011001030729、同所、設立1998(平成10)年6月、負債総額1億2080万円(2023年3月期決算時点))
・(株)ドクターフライジャパン(TSRコード:132702088、法人番号:3011001130410、同所、設立2019(令和1)年10月、負債総額2億8890万円(2023年9月期決算時点))
・(株)ドクターフライ総研(TSRコード:298804344、法人番号:9011701015913、同所、設立2011(平成23)年9月、負債総額2365万円(2022年7月期決算時点))

※ (株)アスィーナ(TSRコード:293890560、法人番号:8011101000698、渋谷区渋谷2-15-1、設立1990(平成2)年12月)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

【2026年3月期決算】役員報酬額1億円以上の開示 過去最多の934人に 社数も387社で最多を更新 上位5人中、外国人4人

2026年3月期決算の上場企業2,198社のうち6月26日12時までに有価証券報告書の提出を確認できたのは9割(90.7%)の1,995社だった。例年と異なり株主総会前に有価証券報告書を提出する上場企業が増えた。報酬額1億円以上の役員を開示した企業は387社、人数は934人で前年の364社・887人を上回った

2

  • TSRデータインサイト

「想定為替レート」 平均1ドル=151.4円 調査開始の2011年以降、初めて対ドル150円を突破

歴史的な円安が加速する中、主な株式上場メーカー103社の2026年度決算(2027年3月期)の期首ドル想定為替レートは、1ドル=150円が60社(構成比58.2%)と約6割を占めた。 調査を開始した2011年3月期首以降の16年間で、「想定為替レート」がドルに対し最安値を更新し、初めて150円を突破した。

3

  • TSRデータインサイト

東証グロースの海帆、資金繰り悪化が表面化

居酒屋経営などを手掛ける(株)海帆は6月26日、弁済が出来ていない民間企業1社に対する1億993万円の債務を巡り、名古屋地裁から預金の差押命令を受けたと公表した。また、5・6月の社会保険料を滞納しており、日本年金機構から商品代金・預金の差押を受けたと明らかにした。

4

  • TSRデータインサイト

「リファラル採用」 企業の半数に広がる 定着率はリファラルが新卒、転職エージェントを上回る

東京商工リサーチは、採用に関する企業向けアンケート調査を実施した。人手不足やAI・DXの普及で転職市場の活況が続き、近年はリファラルやアルムナイ採用も広がっている。特に、リファラル採用は、転職エージェントの紹介より従業員の定着率が高いと考える企業が多いことがわかった。

5

  • TSRデータインサイト

サッカーW杯 日本代表を支える40社 売上1兆円以上8社 設立10年未満も

2026年6月11日、米国・カナダ・メキシコの3カ国共催で、史上最大規模のFIFAワールドカップが開幕する。5月15日、日本代表メンバー26名も発表され、関心が集まるなか、スポンサーシップやパートナーシップなど、サッカー日本代表・日本サッカー協会を支援する企業40社を調査した。

TOPへ