• TSRデータインサイト

トラブルが表面化の「みんなで大家さん」、被害弁護団が結成

 投資商品「みんなで大家さん」の分配金が一部遅延し、投資家とトラブルとなっている問題で、被害対策弁護団が立ち上がった。リンク総合法律事務所(千代田区)の弁護士を中心に結成され、9月19日現在、11名の弁護士で構成されている。
 被害弁護団はホームページ(https://www.minnade-higaibengo.com/)を公開した。そのなかで、「(みんなで大家さんを展開する)共生バンクグループを相手方として、訴訟を提起することによってこそ、被害回復を図ることができると考え、弁護団を結成するに至った。当弁護団は被害に遭われた皆様の救済及び被害拡大防止のために活動していく」と、趣旨を述べている。
 「みんなで大家さん」をめぐっては、今年7月末から成田空港に隣接する商業施設「GATEWAY NARITA」を投資対象とする商品の分配金が遅延し、投資家とトラブルになっている。
 共生バンクグループの担当者は、東京商工リサーチの取材に対して「誠実に訴訟対応を行って参る所存です」と回答した。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2025年9月25日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

【破綻の構図】マツオインターナショナル~膨らんだ債務と抜本再生への移行~

婦人服ブランド「ヴィヴィアン タム」「慈雨(じう)」「t.b2」などを展開し、ピーク時には国内外で約400店を構えていたマツオインターナショナル(株)(TSRコード:292635265、以下マツオ)が12月11日、大阪地裁に会社更生法の適用を申請した。

2

  • TSRデータインサイト

交響楽団の収益悪化、来場者戻らずコスト上昇 ~ 綱渡りの自助経営、草の根のムーブメントへの期待 ~

交響楽団が存立の危機に立たされている。多くの交響楽団で収入が落ち込んでおり、赤字が目立つ。会場費や団員などの人件費、楽器の輸送コストなどが上昇のうえ、寄附金や補助金による収入は頭打ちで綱渡りの運営だ。東京商工リサーチは、3期連続で業績が比較できる20団体を調査した。

3

  • TSRデータインサイト

地場スーパー倒産 前年同期の1.5倍に大幅増 地域密着型も値上げやコスト上昇に勝てず

2025年1-11月の「地場スーパー」の倒産が22件(前年同期比46.6%増)と、前年同期の約1.5倍で、すでに前年の年間件数(18件)を超えた。

4

  • TSRデータインサイト

長渕剛さん側、イベント会社の破産申立に続き代表を刑事告訴 ~長渕さん「徹底追求」、イベント会社代表「横領でない」と反論~

歌手の長渕剛さんが代表を務める個人事務所の(株)オフィスレン(渋谷区)が、イベント運営を委託していたダイヤモンドグループ(株)(東京都中央区)の代表を業務上横領罪で刑事告訴したことがわかった。東京商工リサーチの取材で長渕さん側が明らかにした。

5

  • TSRデータインサイト

「ペット・ペット用品小売業」倒産が過去2番目の14件 実質賃金の低迷と物価高がペットの世界にも影響

2025年11月の「ペット・ペット用品小売」の倒産は、1件(前年同月ゼロ)にとどまったが、1-11月累計は14件(前年同期比27.2%増)に達した。

TOPへ