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7&iHDジョセフ・マイケル・デピント取締役の報酬額、開示制度の開始以降で歴代2位の77億3,200万円

上場会社「役員報酬 1億円以上開示企業」調査

 5月29日、プライム上場の(株)セブン&アイ・ホールディングス(以下、7&iHD)の2024年2月期の有価証券報告書が公表された。そのなかで、取締役・専務執行役員・海外CVS事業(北米)統括のジョセフ・マイケル・デピント氏の報酬額が77億3,200万円と前年(37億8,700万円)の2倍に増え、役員報酬を1億円以上受け取った役員の開示が始まった2010年3月期以降では歴代2番目の多さとなった。
 報酬内訳は、 7&iHDからの報酬額は固定報酬の2,200万円だったが、関連会社の7-Eleven,Inc.から固定報酬2億7,200万円、賞与74億3,700万円だった。
 同氏は、2016年2月期に報酬額21億8,700万円で初めて開示され、以降、9年連続で報酬額1億円以上として有価証券報告書に記載されている。2016年から9年間の報酬総額は285億3,400万円に達した。

※ 役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。


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