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破産のオーサム、店舗継続の裏に「ゴードン・ブラザーズ」

 5月16日に東京地裁に破産を申請した雑貨販売のオーサム(株)(TSR企業コード:293540152、渋谷区)。展開していた「off & on」や「AWESOME STORE」の知名度は高く、今回の破産に驚きの声は多い。
 こうしたなか、大半の店舗を継承した(株)リテールトランスフォーメーション(TSR企業コード: 697764729、千代田区、以下リテール社)に注目が集まっている。
 リテール社を設立したのは、ABL(動産担保融資)などを手掛ける(株)ゴードン・ブラザーズ・ジャパン(TSR企業コード:296732150、千代田区、以下GBJ)。設立日は2023年4月28日だ。GBJは、米国Gordon Brothers Group LLCと政府系金融機関の日本政策投資銀行(DBJ)の合弁で設立。ABLだけではなく、在庫評価や在庫換価、出資なども手掛け、事業再生の支援も行っている。
 GBJの担当者は東京商工リサーチの取材に対し、「過去も数件、事業再生型スポンサー投資を行っている。今後もニーズがあれば積極的に取り組む」という。また、同担当者は、「結果的に自力では再建できなくなった企業も、課題を特定しGBJのノウハウによって再生できることもある。本件も含め、歴史ある事業の継続、雇用の維持等の観点で意義のある取組と考えている」とコメントした。


(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2023年5月22日号掲載「SPOT情報」を再編集)


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